どうして今まで見つけられなかったんだろう・・・。
フォニックスについて簡潔にまとめた一覧表、Common Coreのサイトにありました!
次のpdfファイルの17p – 22pまで。
http://www.corestandards.org/assets/Appendix_A.pdf
“Reading Foundational Skills”としてフォニックスについて知りたかった情報が簡潔に紹介されています。
Reading Foundational Skills 「読む」ための基本的な技能として、あげられているのが次のみっつ
1. Phoneme-Grapheme Correspondences
2. Phonological Awareness
3. Orthography
1のPhoneme-Grapheme Correspondencesというのは、ジョリーフォニックスでいうレターサウンズです。
25個の子音、18の母音について典型的なつづり(Graphemeグラフィーム)をあげてくれています。
子音で面白いなと思ったのが、/wh/というphoneme(音素)。
参考の単語としてwhereが挙げられているのですが、どうやら、ウェアーでなくホエアーと発音する場合のhwという音のようです。
18の母音については、air ear ureやシュワ音(弱母音)は含まれていません。
アメリカ英語なので、orとawは別扱い。
2のPhonological Awarenessというのは音の認識一般をいうようです。
次のようなアクティビティが紹介されています。
1. The dog barks.といい、いくつ単語があるのか聞く。
2. Clock Dockと言って、同じ音で終わっていればYesという(ライム)。
3. Nice neat Nathanというような同じ音で始まる単語を言う(Alliteration)。
4. 音節を数える。
5. schoolを sch oolに分けていい、それを一個の単語にくっつける(OnsetとRimeの学習)。
6. milk mouth monsterと言い、mの発音をするときに口のどこの部分を使っているか聞く。
7. shipと言い、最初の音は何か聞く。
8. combと言い、最後の音は何かを聞く。
9. s ayと分けていい、くっつける。
10. noと言い、/n/ /oa/と分けてもらう。
なるほど、なアクティビティですね。
3のOrthographyというのは聞きなれない言葉ですが、「つづりの学問」というような感じのようです。
monographs(single letters 一文字一音)
digraphs(二文字一音)
silent letters(knowのkn writeのwrなど)
などは、このOrthographyという学習のカテゴリーに入るようです。
Common Core Standards、とっても勉強になり、宝箱みたいですね。
まだまだ読み込んでみたいと思っています!