ちょっとマニアックですが、音節の6タイプについて調べていて、次のサイトに行き当たりました。
http://www.readingrockets.org/article/six-syllable-types
音としての音節と、スペルとしての音節の関係について、概念を整理して紹介してくれているのが、Figure 5.1.のHourglass Depiction of the Relationship Between Awareness in Oral Language and Written Syllable Decoding(話し言葉と音節の関係をあらわした砂時計)の図。
うまく用語が整理されていてとてもわかりやすい。
話し言葉と音節の関係について、次のふたつを軸に整理してくれています。
Phonology 音韻法
Orthography つづり法
日本では、英語を学習するにあたって、この二つについてなかなか学習する機会が無いんですよね。
だから、フォニックスが新鮮に感じられる。
特に、ジョリーフォニックスは、PhonologyとOrthographyを子どもに教えるためのプログラムとして順序立ててうまく教えてくれるので、勉強になる。
ただ、英語を学習するうえで、PhonologyとOrthographyにどの程度重きを置くかは難しいところだと思います。
その点、Core5というプログラムがLiteracy(読み書き能力)のために、どのような事項をどの学年で学習するのか、細かに説明してくれています。
http://www.lexialearning.com/products/core5/scope-sequence
pdfのダイレクトリンクはこちら。
http://www.lexialearning.com/sites/default/files/Scope_Sequence.pdf
Phonologyにあたる、Phonological AwarenessとPhonicsを学ぶのは、幼稚園から2年生まで。
3年生以上は文の構造とか、流暢さ、文の理解などに重きが置かれています。
当教室も、フォニックス以外の部分の学習を早めに増やすため、今年からはジョリーフォニックスの42音の進度をかなり速めようと思っています。
速く進めて、語い、文、文法の学習に、できるだけ早く入っていきたい。
ただ、速く進める代わりに、復習をいつまでも、しつこくする予定です。
結局、音節をどのように教えていくか・・・については、まだまだ思案中。
まずは、私自身の頭の中をしっかり整理しなくては。