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Jolly Phonics DVD 子どもにも好評でした

Jolly Phonics DVD
Jolly Phonics DVD

Jolly PhonicsのDVD、英語圏の子どものフォニックス学習用のものなので、もちろん、全編英語です。

Jolly Phonicsの第1グループについての学習を終了したので、試しに見てもらったら、
「おもしろかった。」
とのこと。
わざわざebayで購入したものだったので、授業に使える!と安心しました。
いきなり見てもらおうかなとも思ったのですが、内容がわからなかったらおもしろくないかもしれないと思って、全て英語で話していること、登場人物の名前、あらすじを簡単に説明してから、見てもらいました。
楽しみながら、総復習ができたようで、最後はDVDの運筆説明に合わせて、文字をエア書きしてくれていました。

こどもと英語で遊びませんか。(6)Letter sound ‘t’で遊ぶ前に くっつけ(blending)について

レターサウンドtに入るまえに,Jolly Phonicsの5つの基本事項のひとつblendingについて説明したいと思います。

1)      Phonics(フォニックス)ってなんだ

Jolly PhonicsのPhonicsって,どういう意味なのでしょう。
私自身はPhonics=音の練習,という風に思いこんでいました。上手に英語を発音するためにPhonicsを勉強すると思っていたのです。
Jolly Phonicsのトレーニングコースを受けていて,「なるほど」と思ったのは,英語圏のこどもにとって,Phonicsは「本を読む」ためのものなのですね。そりゃそうです。音としての英語はある程度知っているのですから。
英語は26しか文字がないのに42(数え方によっては44または50)も音がある,文字と発音が一致しないけれど,文字を音に変えて本を読まなければいけない・・・ということで,Phonicsという授業が行われているようなのです。

2)      Phonicsの種類

Phonicsには大きく分けてふたつあるそうです。
ひとつはSynthetic Phonics。Jolly Phonicsはこれにあたります。Syntheticはシンセサイザー(合成)のシンセです。最小の音単位(phoneme)を覚え,それらを合わせていく方法です。

もうひとつは,Analytical phonics。これについては,はっきり言ってよくわからなかったのですが,最小の音単位よりももう少し大きい単位で言葉を分析していく方法のようです。

3)      Blending

Blendingはシンセサイズのことです。音をくっつけて合成していくことになります。
‘s’,’a’,’t’のみっつまで学んだら,このBlendingの練習が始まります。
たとえば’at’。まず,’a’と’t’の音をそれぞれ発音してからだんだん’at’の発音に近づけていきます。’t’まで学んだら,at,satのブレンディングの練習ができることになります。

こどもと英語で遊びませんか。(5) Jolly Phonics letter sound ‘a’

‘a’を使っての遊び方も,基本的には’s’の時といっしょです。
ただ,’a’に入る前に必ず’s’の復習をしましょう。

1)      準備するもの(MaterialS)

Finger Phonics Books 1

The Phonics Handbook

Jolly songs (CD, CD player)

‘s’,’a’のカード(The Phonics Handbookからコピーできます)

2)      下準備(Preparation)

The Phonics Handbook のaのページを読んで,ストーリーを頭に入れます。

aのページ(ありさんの絵のところ)をコピーします。

3)      ‘s’のレターサウンド復習

‘s’のカードを見せて,音とアクションを復習します。

4)      ‘a’のレターサウンド紹介(Introduction)

Finger phonics Book 1のaのページを見せて,どんな絵があるか聞きます。こどもに絵をよく見てもらうきっかけになります。

‘a’のストーリーを話します。’aaa’のところでは振り付きで行い,こどもにも同じ振りをしてもらいます。

5)      ‘a’の振り付け(Action)

‘a’のカードを見せて,こどもに’aaa’と言いながら,振りをしてもらいます。

6)      ‘a’の文字の形を学ぶ(Letter formation)

Finger Phonics Bookのaのページを見せて,指で字をなぞってもらいます。

「お腹は左向き。」なんていいながら,文字の特徴を教えます。

The Phonics Handbookからコピーしたaのところを鉛筆で書いていきます。

書く度に’aaa’と発音しながら書くようにします。

7)      ‘a’のJolly Songを聞く

連音になっていて難しい曲ですが,’aaa’のところだけでも振り付きで一緒に歌えるようにします。

8)      ‘s’,’a’のレターサウンドを復習する

‘s’,’a’のカードを見せて,こどもに発音しながら振り(action)をしてもらいます。

こどもと英語で遊びませんか。(4)Letter sound ‘a’で遊ぶ前に,Jolly Phonicsの大文字,小文字についての考え方

‘s’の次は’a’・・・。’A’じゃなくて’a’を学びます。

1)      まずは小文字         (lower case letters)を学びます

Jolly Phonicsでは,わざと小文字を先に習います。確かに登場する頻度としては小文字が絶対的に多いですもんね。小文字をある程度勉強してから,小文字を習うことになります。

2)      丁寧に文字の大きさ,位置を教えます

小文字で気をつけないといけないのは,文字の位置,大きさですよね。
文字の背の高さ,書き始めの位置,上につきぬけるのか,下に突き抜けるのか,お腹(tummy)はどっちむきか(d,b)など,文字の形を教えるとき(formation)に,じっくりと教えてあげましょう。

こどもと英語で遊びませんか。(3)Letter sound ‘a’で遊ぶ前に,Jolly Phonicsの字体について

‘s’の次は’a’のサウンドレターになるのですが,その前に,Jolly Phonicsで使用している‘字体’について説明しておきたいと思います。
Jolly Phonicsの字体は,pre-cursiveと言われているものです。

1) Print, Pre-cursive, Cursive

ブロック体がPrint letters, 筆記体が Cursive lettersですので,Pre-cursiveは,ブロック体と筆記体の間の字体ということになります。Jolly Phonicsは,「こどものおぼえやすさ」や「文字同士のつながり」を大切にしていて,このPre-cursiveを採用しているようです。
要は,一筆書きで書くことができる,ブロック体に似た文字を採用しているということです。

2)日本人のこどもには,Print lettersを使うべき?

アメリカではJolly Phonicsを学ぶぐらいの年齢では,また筆記体を習わないらしく,Jolly PhonicsもPrint letter版が用意されています。
ただ,私はやはり一筆書きの方が楽しいので,Pre-cursiveの方がよいのではないかと思い,そのままPre-cursiveを採用しています。
誰かに「ちょっと字がはねてるね。」なんて指摘されたら,「pre-cursiveなんです。」って答えて指摘した人をびっくりさせちゃうのもよいかもなんて・・・。

ebayで落としたJolly Phonics DVD届きました。

Joll Phonics DVD

Joll Phonics DVD

8月29日にebayで落としたJolly Phonics DVD、9月10日に無事手元に届きました。
このDVD、クラスルームキットなどと一緒に売られているところは多いのですが、単体で売っているところがなかなかなくて、ebayで落としてしまいました。
オーストラリアの業者から落としたのですが、送料込みで2000円弱。英語のDVD教材としては、格安ですよね。
Region 0(worldwide)でしたので、家のパソコンでもすんなり見ることができました。

内容は、Jolly Phonicsのメインキャラクター、スネイク、インキーマウス、ビーが出てきて、「文字が読めるようになる」ための本(Finger Phonics booksのこと)を作るために写真を撮りに行く話などが収められています。

私的には、各レターサウンドをどのように発音すればいいのかの映像がついているのが嬉しかったです。ただこの映像、CPD Collegeのトレーニングコースのと同じ映像でした。

 

こどもと英語で遊びませんか。(2)Jolly Phonicsって、「ひらがな」!

Sの遊び方、どうでしたか?
大体どんなふうに文字と音を勉強していくかは、つかんでいただけましたでしょうか。

私はJolly Phonicsが気になり、
http://jollyphonics.cpdcollege.com/
で、online training courseを受けたのですが、そのとき思ったのが、

「Jolly Phonicsってひらがなと似ている!」

ということでした。

私たち日本人が最初に学ぶ文字って、ひらがなですよね。
ひらがなを通して漢字を覚えたり、カタカナを覚えたり、最初のうちは英語もひらがなで覚えたり・・・。
ありがたいことに、ひらがなって、文字と発音が一致するんですよね。

Jolly Phonicsも基本的には、同じ理屈です。
42の基本のletter soundを覚えて、文字をみて発音(英語圏の方にとっては、本を読む、ということになります)できるようにしよう。
というものなのです。

とっても日本人向けのPhonicsだと思うんだけれどな。どうしてあんまり広まっていないんでしょうね。

こどもと英語で遊びませんか。(1)Jolly Phonics ‘s’

The Phonics Handbook, Finger Phonics 1

こどもが英語の文字や音に興味を持ちだしたら、Jolly Phonicsがおすすめです。

ただ、ちょっと特徴のあるものなので、まずは、どうやって教えるのか、Jolly Phonicsを使ってのこどもとの遊び方を紹介しますね。

1)準備するもの
a) The Phonics Handbook
アマゾンで約2800円。Jolly Phonicsの基本の本です。

b)Finger Phonics Books 1-7
同じくアマゾンで1冊約700円です。

c)Jolly Songs
CD付きで約1000円です。

2)下準備

The Phonics Handbook ‘s’のページの解説を読んで、ストーリーを頭に入れます。sのアクション(振り)を確認します。

‘s’のページをコピーします(コピー可です!)。

3)Finger Phonics Book 1

Finger Phonics Book 1のsのページを見せます。注意をひきつけるため、どんな絵が書いてあるのかこどもに聞いてみます。

そのあと、sのストーリーを聞かせます。私は、ストーリー自体はわかってほしいので、日本語でストーリーを説明しています。

Sssの発音のところでは、振りつきで説明します。

4) 音と振りの確認

振りつきでsssという発音を繰り返します。こどもにもやってもらいます。

5)音と文字の形の確認

Finger Phonics Bookではsがなぞりやすいように型抜きになっています。

Sssといいながら、こどもにsの字をなぞってもらいます。

形覚えた?と確認して、指でエア書きしてもらいます。

6)鉛筆書

The Phonics Handbookからコピーしたシートを使って、鉛筆書きに挑戦してもらいます。

右側に行くほど形が崩れていくものなので(笑)、よく見てあげて、形を訂正してあげましょう。

7)おさらい

Sの字を指差し、sssと発音しながらsssのアクション(振り)をします。

8)Jolly Song

歌自体は難しいので、sssのところだけ、一緒に歌って振りをして楽しみます。

 

という具合です。振りつきなので、楽しいですよ。