勉強が好きになった子の特徴


習い事狂騒曲、という本の中で引用されていた「ベネッセ教育総合研究所」のデータ、見たいなと思っていたら、ネットでチェックすることができました。

小学生の習い事についてのデータはこちら

http://berd.benesse.jp/shotouchutou/research/detail1.php?id=4848

ダイレクトリンク

http://berd.benesse.jp/up_images/research/kodomoseikatsu_digest_04.pdf

英語教室は文化系で2番目!すごいですね。

ただ、個人的に気になったのは、こちらのデータ

「子どもの生活と学びに関する親子調査2016」

http://berd.benesse.jp/shotouchutou/research/detail1.php?id=5095

「学習における「中2問題 プロブレム 」 中2生は勉強嫌いが約6割 大規模な追跡調査で判明した「勉強が好きになった子」の特徴とは」(ダイレクトリンク)

http://berd.benesse.jp/up_images/research/20170419release.pdf

「わからないことをわかっていく」プロセスが大事なんですね。
そのためには、「何がわかっていないのか」を知ることが必要になります。
だからテストで間違えることは、とってもいい経験になります。
→テストの点が悪かった時の、いいほめる材料になりますね(笑)。

そうして教師や親ができることは・・・
小中学生の段階では、「勉強も教え、励ましもする」ことが大事なようです。

その辺のデータはこちら(ダイレクトリンク)。

http://berd.benesse.jp/up_images/research/2016_oyako_web04.pdf

とても参考になりました。
ベネッセさすがです!

英検何級までをカリキュラムに入れるか。

英検をカリキュラムに取り込むことにしてから、保護者の方たちの関心も高く、質問もたくさんいただくようになりました。
英検については、どれくらいでどの級まで進めるのか、という質問が多いです。

正直なところ、英検を取り入れようと思った当初は、中学英語程度(英検3級程度)まではカリキュラムに組み込んで、そのあとは、本読みとそれに関連したアクティビティをしていこうと思っていました。
が、Common Core用の教材を見ていても、「〇〇だったらどうするか」の仮定法を使った記述は欠かせないし(2級の文法範囲です)、英検CBTが2級までを予定しているということは、2級まではマスで受けていくことになるのかなと、ということもあり、英検2級までカリキュラムに組み込むことにしました。
カリキュラムに組み込むといっても基本スタイルは変わらず、英語の本を読む、を中心においていきます。
ただし、一定期間ごとに、英検教材を使った集中レッスンを行っていきます。
この集中レッスンを2級の段階まで行うことになります。

2級となると文法はともかく、語彙をカバーすることが大変。
オリジナル教材で1000語まではカバーする予定ですが、そのあとは、市販の英検対策単語集を利用しようと思っています。

Gig Economy とJob Security

NHKラジオのビジネス英語で紹介されていた言葉、Gig Economy。
気になったので少し調べてみました。

関連するVOAのニュースはこちら

https://www.voanews.com/a/us-freelancer-perma-temp-economy-takes-hold/1775767.html

2013年のニュースなので、少し古いのですが、非正規雇用が増えて、ジャズで一回きりの演奏をする-gig-ように、あるプロジェクトだけ一緒にし、それで雇用はおしまい、という仕事が増えているとのこと。そのような経済をGig Ecomonyというそうです。そして、Gig Economyでは、どうやったら働き続けられるのか-Job Security-が大きな問題になってきます。

不確実な時代にどのような職をえて生きていくのか。
VOAニュースの最後にあるように、うまく立ち回れない人はどうなるのか。
重い問題ですね・・・。

英検CBT

コンピューターベースの英検が2018年から本格開始されるようです。

http://www.eiken.or.jp/eiken/info/2017/pdf/20170704_pressrelease_eiken4skillscbt.pdf

英語を教えているものとして気になるのが、ライティングのタイピング。
3級、準2級、2級に導入ということなので、ライティングでは、タイプして答えることになるんでしょうね。
今年度は、3回ともすべて英検を受けていこうと思っているのですが、来年度も受けないといけないな(笑)。

当教室では、オリジナルデコーダブルブックス24巻終了後に英検集中レッスンを行いますが、それ以前の段階の生徒についても、Akita18巻の学習を終了した生徒に対して、自宅学習用の英検教材の案内を配布中です。
教材を見せたところ、「大丈夫。」「簡単!」と言っていたので、一人でも取り組んでもらえると思います。

英検を上手く使って、「わかる!」「できる!」を積み重ねていきますね。

スペシャルゲスト

昨日は、アメリカのフロリダからスペシャルゲストが来てくれて授業に参加してくれました。
みんな、恥ずかしがっていて&興奮していて、見ていて楽しかったです(笑)。

たまには、こんな風に全く違ったレッスンもいいですね。
今回の反省は、突然決まったこともあり、こちらがあまり準備できていなかったこと。
また遊びに来てくれるとのことだったので、今度はもっと話題が広がるように、準備しておきますね。

英検面接

先週日曜日は英検の二次試験を受けてきました。

受付

大部屋で待機。

受け付けた順に試験会場(小部屋前)に案内される。

一人ひとり小部屋に入室して受験。

という感じでした。
朝10時集合で、いつ終わるかわからなかったんですが、早くいけば早く終わる、というシステムのようです。

小部屋前で待ちながら、こういう試験って保育士試験(ピアノ試験)以来だなぁーと、なんだかトリップしてしまいました。

今回準一級を受験したのですが、大学生くらいの人が多かったです。
私は最年長くらい(笑)。
やはり社会人はTOEICのほうに行くんでしょうね。

秋は生徒と一緒に5級、4級を受けるか、
それとも面接のある3級、準2級を受けるか、
迷っています。
生徒の受験希望を聞きつつ、決めたいと思っています。

TOEIC勉強会

TOEIC勉強会、順調に公式問題集をこなしていっています。
Part7のシングルパッセージといわれる部分について35分の時間制限で解いてみました。

そのあと、音読しながら答え合わせ。
究極の模試(↓)なら、リーディングの部分も音声を提供してくれているのですが、公式問題集は無いんですよね。

Part7は問題自体はそんなに難しくないと思うのですが、とにかく量が多いので、意味を取りながら大量に読んでいかないといけない。
私の場合は、時間配分を気にしている間もないです。

せっかく勉強会もしているので、9月のTOEIC L&Rを受けることにしました。
公式問題集、最新刊が出ているみたいなので、さっそく購入して取り組みたいと思います。

42音終了!Akitaに入ります。

今年4月に来てくれた高学年クラス。
Jolly Phonicsの42音の学習を終了しました。
今年は今までに比べ、かなり速めのペースで授業を行っています。
今までは、どちらかというと、ゆっくりじっくり型だったと思うのですが、
「速めに進めて何度も復習する」という方針に変更しました。

低学年クラスについても、9月半ばには42音を終える予定です。

42音学習後は、アルファベット順や大文字を学習した後、オリジナルのデコーダブルブックスAkitaを使って語い・文法学習等々に入ります。

今年はワークシートを大幅改善し、Akitaのイラストをふんだんに使った簡潔なものに変更しました。
いちばんの変更点は・・・・フォントをブロック体にしたこと。
オリジナルデコーダブルブックスからは、ブロック体にも慣れてもらうために、Sassoon フォントとブロック体を併用していきます。

9月には、オリジナルデコーダブルブックスもすべて完成予定。
本読みを中心としながらも、英検、Common Core等々、いろいろ欲張って学習内容に盛り込んでいきたいと思っています。

自宅での学習について

Jolly Phonicsの42音学習後は、当教室の図書コーナーの本を借りて帰ってもらったり、自宅でRaz-kidsを使って電子書籍を読むようにお願いしています。

そのほか、もう少し学習したいという場合は、英検の教材を使っていただいてかまいません。
使い始める時期としては、当教室のオリジナル教材Phonics with Akitaの18巻を終えたあたりが適当だと思います。
18巻まで終えると英検5級の範囲はほとんど学習済みになります。
英検の対策本を使って学習していただくと、少し違う視点から英語を学習でき、ちょうどよいと思います。

英検教材の自宅での使用開始時期と方法については、どの教材がお薦めかも含め、個別に生徒にお知らせしますね。

どうすれば算数がわかるようになるのか。算数入門

アメリカのCommon Core State Standardsを読んでいると二本柱はLiteracyとMath。
読み書きと算数になります。

Mathについては、日本の算数教育も大いに参考にされたとか。

子どもが算数をわかるようになるにはどうすればいいのか。
明治以降どのように算数を教えてきたか、そしてその反省がよくわかる本がこちら。

-親と子で学ぶ算数入門-です。

小学校の国語や算数の教え方を見ていると、異論はあるかもしれないけれど、非常に工夫を重ねた教え方になっています。
けれども英語は今まで中学生以上になってから学び始めた科目であるためか、工夫が足りないところが多かったんだと思います。

どの科目も同じですが、いろんな生徒がいて、つまづくところも色々。
けれども、そのつまづく理由と、どうしたらわかってもらえるかをいっしょに考えていくことによって、教える側も「教え方」について学ぶことが多い。

そんなことを考えながら、算数の考え方について、根本から楽しく学ばせていただきました。
英語においても、著者の遠山先生のような、行動する学者さんが多数でてほしいな。