Jolly MusicやJolly Phonicsについては、まだまだ「一体どういう教材なのか」知らない人が多いように思います。
教材として使用している立場から、紹介したいと思います。
===Jolly Musicとは?===
「コダーイ」の音楽教育に感銘を受けたCyrillaさんが小学校の音楽教育用につくりあげた、音楽の基礎を学べるプログラムです。
そもそも、音楽の基礎って何なんだろうと思いませんか?
pitch 音の高低
pulse ビート
innner hearing 頭の中で音を奏でることができる
など、音楽教育に必要な事項を「歌を歌う」、「歌に合わせて体を動かす」ことによって学ぶプログラムです。
VIDEO
===Jolly Phonicsとは?===
フォニックスの中でも「システマティック・シンセティック・フォニックスプログラム」のひとつとして、世界中で広く用いられているプログラムです。
アメリカでは、ABCを学んでから、それをどのように発音するかを学ぶところが多いと思いますが、イギリスでは教育改革が行われた結果、s a tという音素(英語の音の最小単位)を順番に学び、その音についてはどのような文字で書くのかを学習しています。
現在英語を学ぶ世界中の国々で使われているプログラムです。
カンボジアの学校での授業の様子を紹介しますね。
VIDEO
===Jolly Musicの魅力===
なんといってもナーサリーライム(わらべ歌)を学べることだと思います。
英語を学習していると、ネイティブにとっては「既知のこと」だけど、どういうことかわからないこと、というのがけっこうありますよね。雨はPitter Patterと降るし、ソーセージはSizzle Sizzle 焼ける。イースターにはHot Cross Bunを食べる。
文化の根幹を学ぶことができると思います。
また、Jolly Musicはpulseを詳しく教えるので、音節学習ができるんですよね。
===Jolly Phonicsの魅力===
文字と音との関係を学ぶ-フォニックス-に際して、学習が楽しくできる、
絵を使い、歌を使い、アクションを使い・・・文字と音の関係を楽しく学ぶことができるように工夫満載のプログラムです。
松本先生のトレーニング情報を再掲載しておきます。
======
日時:4月29日(日曜日) Jolly Music全般
4月30日(月曜日・祝日) Jolly MusicからJolly Phonicsへの移行の仕方
場所:兵庫県民会館
問い合わせ先: 松本洋子 yamatsumoto@kobekaisei.ed.jp
======