wunはどうしてoneなのか。

Phonicsから教えていると、子どもの読み間違えるところも似ていて、勉強になります。
one – すごくイレギュラーな発音ですよね。onと発音したくなるのもわかります。
wの文字は全くないのに、wunと発音しないといけないんですもんね。

語源(Etymology)辞典で調べると、どうしてwunという発音になったのか、ちゃんと載っていました。

http://etymonline.com/index.php?term=one&allowed_in_frame=0

もともとは、an だったそうです。
南西、西イングランドで、14世紀ころにwunと発音し始め、それが標準的になったらしい。
聖書の訳のなかにも、wonという綴りの記述があるらしいです。

goというつづりも昔はgoeだったそう。
情報元は忘れましたが、古いナーサリーライムにそのような綴りがあったような気がする。
だから三単現のsの形は、gosじゃなくて、goesなんでしょうね。

Libibを使って本のデータベースづくり・・・アプリが便利です。

libibに本を登録しまくっています。
まだ本丸(教室内の図書)には手を付けていないのに、既に100冊を超えてしまった・・・。

本をガンガン登録していくには、スマホアプリが便利です。
なんとバーコードスキャンが使える。
しかもスキャン速度がめちゃくちゃ速い。

アプリを使って登録するときは少しコツが必要です。

(1)ISBN以外のバーコードは隠す。
スキャン速度が速すぎて、狙いを定める前にスキャンしてしまう(笑)。
ですので、ISBN以外のバーコードは、カバーして隠した方が効率的です。

(2)TagはTag無しを検索して、まとめて入力。
スマホアプリはアイテム入力は速いのですが、タグ入力は使いにくいです。
ですので、例えば、タグで場所などを管理したいときは、アイテム入力はスマホで行い、そのあとパソコンでTag入力をするようにしています。

例えば、30冊ほどを”Box No.20″に入れたいときは、
(1)スマホでとにかくバーコード入力
(2)パソコンでlibibのサイトからサーチのところに tags:none と入力してタグが入っていない本を検索する。
(3)検索で出てきた本のTagに Box No.20 と入力していく。
という感じです。

Libib appはこちら。

https://itunes.apple.com/us/app/libib/id721908216?mt=8

アプリのおかげで蔵書リスト作り、楽しくなってきました!

本の管理サイト libib.com

ライブラリの本の管理、真剣に取り組み始めています。
いったい何冊洋書を持っているのか・・・将来のことも考えて、データベースで管理することにしました。

エクセルでリストをつくろうか、
図書館で使っているようなソフトで安価なソフトはないか、
等々検討したうえ、落ち着いたのがこちら。

libib.com

パーソナル版だと、なんと無料(大拍手!)
しかもISBNの番号を打ち込むだけで、本の名前もちゃんと出てくる。
日本の本も対応しています。
ただ、ロイヤル英文法は、Cの欄に分類されるし、旺文社の英検4級対策本はローマ字表示で出てきます・・・、不思議。
日本の本の場合、ISBNの番号を打ち込んだ後、どんな風に表示されるのか見るのもおもしろいです。
私の場合ほとんどが洋書なので、こんな風にISBNだけで入力できるのはとっても便利。
図書館用ソフトの高さに驚き、エクセルでマクロ組むことまで考えていたので、それに比べれば格段に楽。
がんばって蔵書リストを作ろうと思います。

洋書ライブラリーを整える。

10月の第二週は、所用もあり、お休みをいただきます。
この間に、長年の懸案だった(!?)洋書ライブラリーを整える作業をしますね。

洋書、たまる一方でうまくディスプレイができていないんですよね。
色々悩んだ末、思い切ってトランクルームを借りました!

次のような感じで、洋書ライブラリーを整えていきたいと思っています。

1 ライブラリを種類別、レベル別にする。
42音の段階で読む本、Akita前半の段階で読める本、Akita後半の段階で読める本、という風に大まかに分けていきたいと思っています。

2 入れ替える
多すぎて全部を棚に並べきれないので、見やすく選びやすいように、並ぶ本の数をぐっと減らします。
その代わり、図書館のように季節にあう本を並べたり、シリーズをどっと入れ替えたり(ピアソンからUsborneなど)、楽しんでディスプレイしていきたいです。
ここは、トランクルームを上手く使っていきたいところですね。

3 Raz-Kidsの本も展示
Reading A_Zも購入しているので、Raz-Kidsの本も印刷して本棚に並べたいと思っています。

と、簡単に書きましたが、相当な作業量になります・・・。がんばります。

No Child Left BehindからEvery Student Succeeds Actsへ

どういう手続きで読むことになったのか、覚えていないのですが(笑)、アメリカやイギリスの教育関係のニュースメールが定期的に届いています。
アメリカでは、No Child Left Behind(NCLB)から後継のEvery Student Succeeds Acts(ESSA)に移行したことが大きな話題になっていますので、ちょっと紹介しますね。

No Child Left Behind

https://www2.ed.gov/nclb/landing.jhtml

ブッシュ大統領のときにできた法律です。
そしてオバマ大統領のときにできた法律が今回のEvery Student Succeeds Actsです。

https://www.ed.gov/essa

この法律の違いについて書いてあるのがこちら。

https://www.greenville.k12.sc.us/sueclev/Upload/uploads/Difference%20Between%20NCLB%20and%20ESSA.pdf

No Child Left Behindでいちばん評判の悪かったのは、「テスト」だったようです。
新しいESSAではテストは残るけれども、テストの質を監査し、また不必要なテストをしないように、求めているようです。
また、NCLBでは、学校の評価にアカデミックテストの結果だけを用いていたようですが、ESSAについては次の5つが学校評価の要素になるようです。
1 Reading test 読解力
2 Math test 数学
3 English-language proficiency test scores 英語の能力
4 High school graduation rates 高校卒業割合
5 A state-chosen academic measure 州が選んだ基準

実際にどのような教育を提供していくかについては、州が学習指導要領のようなものを決めていくようですが、Common Core State Standardsがますます採用されるような気がします。
Common Core State Standardsについては、一時はまって色々調べたので、こちらの記事を参考にしてください。

http://www.mamiec.com/blog/archives/9402

Common Core State Standardsをどの州で採用しているかはこちら。

http://www.corestandards.org/standards-in-your-state/

日本も教育改革が行われていますが、改革後も継続してチェックしていき、絶えずより良いものにする努力が必要ですね。

小学校の英語 youtubeに情報満載です。

小学校の英語、文部科学省がyoutubeにどんどんあげていますね。

Small Talk

「高学年新教材で設定されている活動である。2 時間に1 回程度、帯活動で、あるテーマのもと、指導者のまとまった話を聞いたり、ペアで自分の考えや気持ちを伝え合ったりすること」なんだそうです。

スピーキングトレーニング

「英文を「英語らしく発話する」鍵は、「イントネーション」「強勢」「リズム」「語の連結」にある。同じ英文でもこれらが変化すると意味内容が変わってしまうため、発話内容を明確に伝えるためには、この4 点が重要となる。」

他、クラスルームイングリッシュ、基本英会話などもあります。
移行期に使う教科書についても、近日youtubeに挙げてくれるそうです。

ORTを読んでくれると・・・やっぱり嬉しいですね。

Oxford Reading Treeシリーズ、絵も内容も楽しくて、いいですよね。
MamiECでは、180冊の多読パックを購入し、トランクパックのABも購入済み。
あと、Read at HomeもRead with Biff, Chip & Kipperも購入済みです。

授業にもどんどん使っていきたかったのですが、フォニックスを出発点としていると色々ハードルが・・・。
特に高いハードルがTricky Words(Phonicsの知識で読みにくい単語)。
ORTの本って、Tricky Wordsが多いんですよね。

Akitaを12巻まで読んだ生徒に、読み聞かせをお願いしたところ、もちろん難しい単語もあるのですが、読んでくれました。
嬉しい!

ORTも使っていけるとなると、授業の幅がまた広がります。
せっかく高い本をいっぱい買ってるので(笑)、Raz-Kidsに加えORTも有効利用していきたいと思います。

参考にですが、多読パックについてCDつきが販売されたようです。
https://www.oupjapan.co.jp/products/detail/19043
CDだけは売っていなくて、CDを手に入れるにはもう一度多読パックを購入しないといけないらしい・・・。
CDだけ、売ってほしいなぁ・・・。

大学入試-英語-はどう変わるのか。

小学生のお母さんたちとお話ししていると、大学入試が変わることについては、まだあまり知られていないんだな、と感じます。
ある意味それは健全で、大学入試が変わるからって、子どもの教育路線がごろっと変わるようじゃあ、変なんですけどね。

新聞やネット上の情報からの予想ですが、

-高校3年時に英検などの外部試験を受け、そのスコアを大学入試時に活用する

ということになるんだと思います。
早めにとっておいたら安心かもしれませんが、やはり高校3年時に受けないといけないことになると思います。

本命はTOEFLなんでしょうが、TOEFLは難しいし受験費用も高い。
4技能をバランスよくチェックするということなので、TOEICだと、LRだけでなくSWも受けないといけなくなると思います。
TOEIC SWもTOEFLと同様、少し難しいですよね。
ということで、大半の生徒は英検を受けるのではないでしょうか。
そして、目標は、英検2級になると思っています。
ただ、2級「合格」を目標にするのではなく、2級試験を受けながら、できるだけ高い「スコア」を狙っていくことになると思います。

参考サイト
http://4skills.jp/

ますます英検受験者が増えていきそうですが、良問を出すテストなら、それでよい、んでしょうね。

来年度(2018年4月開始)の募集について

来年度、2018年4月開始の新規開講クラス(低学年クラス)については、早くから申し込みをいただき、残り枠はあと1名となりました。
原則、体験後申し込み順とさせてもらっています。
興味のある方は、まずは体験からお願いします。

今年度のクラスは、今月で42音の学習を終える予定。
今年は少し速めに教えています。
42音後は、アルファベットを学習した後、オリジナルデコーダブルブックスの学習に入っていきます。

試験対策(英検5級対策)に入っていくのは、オリジナルデコーダブルブックスを18巻まで学習した後になります。
低学年クラスだと、当教室に入ってもらってから1年半から2年後を目安にしてください。

発音練習 好評でした。

土曜日のTOEIC勉強会では、先日投稿した表と音を使って、発音練習も行いました。
次のとおりやってみましたので、参考に。

1. 子音一覧表と、音声を使って、子音の音の確認。

表の白い丸毎のグループに区切って、発音練習をしました。
例えば、最初に挙げているpbmwは唇を使う音です。
音を出すのに、どこを使ったか確認しながら子音を発音していきます。

2. 母音一覧表と音声を使って、母音の音の確認。

短母音→長母音→その他の母音
で学習しました。

3. 母音一覧表の右側の単語を使って、ブレンディング。

h a tとそれぞれ発音してから hat とブレンディング。
h e nとそれぞれ発音してから hen とブレンディング。
というのを全部の音で練習します。

4. 子音一覧表の右側の単語を使ってブレンディング。

同じく、p i t とそれぞれ発音してからpitとブレンディング。
b i t とそれぞれ発音してからbitとブレンディング。
というのを全部の音で練習します。

例えば韓国語では、カナタ表があって、子音や母音を確認してから本格的な韓国語学習に入っていくのですが、英語では、後回しにされていることが多いですよね。
MamiECでは、Jolly Phonicsを使って、英語学習の第一歩として、「文字と音」両方学習するようにしています。