明日8日は東京で、10年に1度の積雪が予想されているとか・・・。
交通機関の乱れも予想されているようですが、私も土曜日中には東京入りして、日曜日にはトレーニングを必ず開催したいと思っています。
今回のトレーニングは、日本人以外の方も参加予定で、おひとりはシンガポールからの出席予定なんです。
とても延期するなんて言えない・・・。
参加予定の皆さま、このブログをみておられましたら、どうかお気をつけていらしてくださいね。
明日8日は東京で、10年に1度の積雪が予想されているとか・・・。
交通機関の乱れも予想されているようですが、私も土曜日中には東京入りして、日曜日にはトレーニングを必ず開催したいと思っています。
今回のトレーニングは、日本人以外の方も参加予定で、おひとりはシンガポールからの出席予定なんです。
とても延期するなんて言えない・・・。
参加予定の皆さま、このブログをみておられましたら、どうかお気をつけていらしてくださいね。
インフルエンザ、猛威をふるっていますが、みなさん大丈夫ですか。
私も外に出るときはマスク、帰ってきたら手洗い、うがいを励行するようにしております。
そしてかかってしまったら・・・ゆっくり休んでくださいね。
さて、Jolly Grammarワークショップとミーティングのお知らせです。
第一部 ジョリーグラマーワークショップ
文法学習・・・というと、どういう学習を想像しますか?
「ルール」を学び、そのルールを定着させるためにワークブックやドリルをする・・・というのが一般的なのではないでしょうか。
では、どのようなルールを教えていますか。
また、そのルールを定着させるにはどのような方法が効果的だと思いますか。
私たち日本人にとって、英語を第一言語とする国で文法をどのように教えているか知ることは、英語の思考回路を学ぶ点からも、とても参考になるところが多いです。
Jolly Phonicsの後続プログラム、Jolly Grammar1についてのワークショップを5月31日に開催させていただきます。
Jolly Phonicsと同様、
-基本の基本を大事にしていること
-低学年のこどもたち用に丁寧に教えていること
をお伝えできればと思っています。
Jolly Grammar自体はJolly Phonicsの後続プログラムですが、Jolly Phonicsを知らない方にもわかりやすいように工夫して、ワークショップを行う予定です。
「楽しい文法?どういうこと?」と思った方は、ぜひ参加してみてください。
第二部 ジョリーフォニックス先生交流会
この週末には東京にてトレーニングを開催します。
今回は日本人以外の方の参加が多く、さすがジョリーフォニックス!と思っております。
さて、トレーニング後によくいただくのが、「フォローアップをしてほしい。」という意見です。
今回、私以上にジョリーフォニックス歴が長い先生などにも来ていただいて、「ジョリーフォニックスの教え方、導入方法」についてのお話合いをしたいと思います。
現在教えている方のほか、導入を考えている先生にも参加していただけたらと思っています。
===
ジョリーグラマーワークショップ&先生交流会
日時:5/31(土) PM1:30-PM4:30
場所:クレオ大阪中央(地下鉄谷町線四天王寺前夕陽丘駅1,2番出口徒歩約3分)
内容:
第一部 ジョリーグラマーワークショップ 1:30-2:50
(1)ジョリーグラマー1の内容-どんなことを学ぶの?
(2)サンプルレッスン 上級コード、母音、過去形
(3)ジョリーグラマーの教材
第二部 ジョリーフォニックス先生の交流会 3:00-4:30
Jolly Phonicsの教え方についての情報を交換しましょう。
費用:3000円
筆記具、メモ帳をご持参ください。
第一部のワークショップは英語・日本語両方で行います。
===
今年4月期ですが、現在通っていただいている生徒さんのご協力も得て、3クラス分の枠を確保することができました。
(1)小学校2,3年生のクラス
(2)小学校4,5年生のクラス
(3)大人のやり直し英語のクラス
みっつのクラスの募集を開始します。大人クラスについては先日投稿したとおりです。
ジョリーフォニックスというフォニックスプログラムを利用して、英語学習を始めるのは以前と変わりはありませんが、ジョリーフォニックスで42のレターサウンドを学んだあとについて、コンテンツを少し変更しております。
1)デコーダブルブックスの徹底利用
先日も投稿しましたが、Oxford Reading Tree Songbirdsシリーズのデコーダブルブックを徹底活用していきます。
今までよりも早めに文法を学習し、「英会話」学習に相当する部分を早めに行います。
2)Jolly Grammarの早期導入
デコーダブルブックスを活用して、早期に文法に触れ、英語の作文に慣れて来たら、Jolly Grammarに進んでいきます。
Jolly Grammarについては、昨年香港でトレーニングを受けてから、教材研究をし、また、実際現在通ってくれている生徒に教えてみて、日本人にJolly Grammarをどう教えるか、方針が定まってきました。
Jolly Grammarは、Jolly Phonicsから英語を学び始めた子どもたちには、とってもなじみやすいプログラムです。けれども、アクティビティをこなすためには、簡単な英作文ができる実力と語彙力が必要です。最初はある程度実力がついてからということで、Jolly Grammar導入を遅らせていましたが、早めに導入し、デコーダブルブックス等を併用することにより、効果的に学習できるようにしたいと思っています。
3)宿題あります
デコーダブルブックスの音読、英作文などの宿題をだします。
デコーダブルブックスの音読については、保護者の方にもお手伝いしていただいていますので、ご協力お願いします。
4)単語耳の導入
小学生のクラスについては、Jolly Grammar2の途中から、大人のクラスについては、Jolly Phonicsと併用して、「単語耳」を副教材として利用していきます。
単語耳シリーズは、重要単語を音や綴り順に分けてくれており、フォニックス学習者にはとても便利な本です。
こどもには少し難しい本ですので、Advanced Codeをある程度学習したあたり(Jolly Grammar2の途中)から、授業の中で説明しながらとりあげていきます。
最少催行人員設定という、せこいことをしておりましたが(笑)、何名かお申し込みをいただいていますので、まだ数には足りていないのですが、開催します。
せっかく東京まで行きますので、宣伝を兼ねて、12月に行ったトレーニング受講者の感想を投稿させていただきますね。
「細やかなご指導ありがとうございます。
Jolly Phonicsの存在を知り、この教材で英語を教えていきたいと
思っていた時に、こちらのトレーニングコースを知り参加できて幸運でした。
大変実用的で多くのことを学ぶことができました。」
「ジョリーフォニックスの教え方がよくわかってとてもよかったです。
この方法で英語を学ぶ子どもたちがどういう反応をするか
(たとえば「アルファベットの音とちがう」「トリッキーワード」
「マジックe」などを教えるとき)がもっと知りたかったです。
今後、デコーダブルブックスを使った教え方の例や、ジョリーグラマーの
トレーニングコースももうけていただければと思います。」
「Jolly Phonicsは子供が非常にとっつきやすくて、しかも後々
役に立つ方法だと思い、日本の英語教育に有効だと思いました。
アルファベットを先に学んだ私としては、これを先に学んでいれば
私の英語人生も変わっていたと思う今日この頃です・・・。」
ということで、「なんや、このトレーニング、行って時間の無駄やったわ。」ということはないと思われます(笑)。
私としては、トレーニングで出てきた概念(トリッキーワーズやデコーダブルブックス)をさっそく取り入れた感想を書いていただいているのが、めっちゃ嬉しかったりします。
2月、3月のトレーニングでは、昨年開いたトレーニングの感想や質問などを反映させて、より良い内容を提供できるようにしたいと思っています。
東京でのトレーニング日時、内容は次のとおり。
配布資料準備のため、事前にメールにて予約お願いします。
希望トレーニング日時、お名前、緊急連絡先をお知らせください。
予約ページはこちらです。
日時:2/9(日) AM9:30-PM 4:30
場所:あすか会議室902号室(東京都千代田区神田小川町2丁目1番地7)
内容:
(1)フォニックスとは何か。シンセティックフォニックスとは。
(2)ジョリーフォニックスで楽しくフォニックスを学ぼう。
(3)42のレターサウンドの教え方
(4)トリッキーワーズ(I,theなどのフォニックスの法則で読めない重要単語)
(5)オルタナティブスペリング(ee,eaなど異なるつづりだが同じ音のもの)
(6)デコーダブルブックス(フォニックスの知識で読みやすい本)
費用:10000円(当日会場でお支払いください)
筆記具、メモ帳をご持参ください。
ふぅー、今年中に間に合いました。
Jolly Phonicsのトレーニングで、教材などについてもっと知りたいというリクエストが毎回出されるので、1ページにまとめました。
こちらのページです。
http://www.mamiec.com/jolly-phonics/jolly-phonics-m/
もうジョリーフォニックスで行く!と決めておられる方は、円安、消費税アップもあり、これから高くなるばかりだと思われますので、早めに購入された方がいいと思います。
Jolly Phonics Extraなんて私が買ったときは2万円切っていたのに、どんどん上がっているもんなぁ・・・。
さて、教材紹介ページ。
Amazonへのリンクいっぱいのかなり商売くさいページになってしまいました(笑)。
Jolly Phonicsの教材販売会社、Jolly Learning社によると、Amazonには直接卸していないそうです。
ですので、トレーナーをしている私が事情を知りつつAmazonリンクを使うのは気が引けるのですが、画像+値段がついていて便利なので、紹介させていただきました。
日本のディストリビューターさんは、現在3団体いらっしゃいます。そのうち、
名古屋のJolly Communication Centreは、ホームページでも教材販売を始められるようなので、一定の数量をきちんと確保されたい方は、直接問い合わせられるとよいと思います。
大阪のSeedlingさんも、在庫をお持ちのようですので、急ぐ方は直接問い合わせられると良いと思います。
大学入試の最初の方にある発音の問題、フォニックスの知識があるとまた違った観点で解くことができます。
ただし、フォニックス的に例外の単語を集めていることが多いので要注意ですが。
先日取り組んだ駿台模試では、ngか、ng/gかを聞く問題が出ていましたので、ちょっと解説。
1 鼻音 m,n,ng
ジョリーフォニックスのレターサウンドで説明すると
m 第3グループ
n 第1グループ
ng 第6グループ
の音になります。
私たち日本人はnとngとの違いを気を付けないといけないですよね。
関係ないですけれど、韓国語にはこの区別がちゃんとあります。
ソウルで人気の繁華街、明洞(ミョンドン)は、Myeong Dongで、イウンの音(ng)の音です。
2 ngとng g
ngについては、ング!と読みそうになりますが、グをつけて読むとng g相当になります。
たとえば、singerとfingerという単語。
辞書でひくと、fingerの方はgの発音記号が余分に入っています。
singerとfingerでは、fingerについては、gをきちんと発音する・・・ということになります。
3 nとng
つづりはnだけれどngで発音されるときもあります。
例えばthinkなんかはつづりはnだけど発音はngです。
この点は、Jolly Grammar3においても n for ngというタイトルで説明されています。
4 nでngの発音、ngでngかng gの発音
さて、駿台の模試。
nでngの発音の単語と
ngでngの発音の単語と
ngでng gの発音の単語
を集めて、ngかng gかの発音の違いを聞く問題が出されていました。
マニアック!
次回の募集は2014年4月。
来年からは少々変更がありまして、
-募集は年一回きり(4月のみ)
-文法クラスについて、Jolly Grammarを早めに導入
-クラス名を廃止
します。
途中で新加入の生徒を継ぎ足さないポリシーをとっているので、新規開設できる枠が減ってきてしまいました。来年は秋募集は無いです。
フォニックスの知識を活かし続けて語彙を増やしてもらうために、Jolly Grammarを早めに(時制を学んだあたりから)入れていきたいと思っています。
クラス名については、みなさんフォニックスクラスから始めていただくので、あまりクラス名をつけても意味がないことに気づき・・・廃止することにしました。
MamiECで提供している英語学習内容を整理するとちょうど7つに分類できることに気づき、レインボウコンテンツと名付けました。勝手に(笑)。
(1)Red
Jolly Phonics方式で 42のレターサウンズを学ぶ
(2)Orange
トリッキーワーズを学ぶ
(3)Yellow
オルタナティブスペリングを学ぶ
(4)Green
デコーダブルブックスを読む
(5)Blue
基礎文法をPresentation-Practice-Production方式で学ぶ
(6)Indigo
Jolly Grammarで文法とつづりを学ぶ
(7)Violet
グレイデッドリーダーズを読む
来年4月は(1)2,3年生のクラス(2)4,5年生のクラス、そして(3)大人のクラスを開講予定です。
今日は今年最後の、ジョリーフォニックストレーニングコースでした。
みなさんとっても熱心に受講していただき、ありがとうございました。
トレーニング後の質疑応答においても、たくさん質問をいただき、熱意が伝わってきました。
トレーニングの中で出てきた質問について、こちらでも紹介したいと思います。
1.ジョリーフォニックスを教えるのにあたって、免許はいらないのですか。
私が「トレーナー」としてジョリーフォニックスのトレーニングを行っているので、ジョリーフォニックスを教えること自体にも免許のようなものがいるのではないかと、思っている方がいらっしゃるようです。
ジョリーフォニックスの「教え方を教える」には、トレーナーになることが必要ですが、ジョリーフォニックスを教えることについては、特に免許は要りません。
ぜひジョリーフォニックスを取り入れて行ってください。
2.デコーダブルブックスの活用方法について
トレーニングの中で紹介したとおり、当教室では、デコーダブルブックスを大いに活用しています。
1)第4グループのレターサウンドを学び終えてからは、レターサウンドを学びながら、本も読んで行く。
そして、本を自分で音読できる楽しさを味わってもらう。
2)トリッキーワーズをグループ毎に教える前に、デコーダブルブックスをある程度読んで、事前にトリッキーワーズを少しずつ学んで行く。
3)オルタナティブスペリングを教える際は、専用のデコーダブルブックスを活用して教える。
4)文法を教える。
5)流暢さを養うために、リーディング、シャドウイングに利用する。
6)語彙を増やす。
などです。
デコーダブルブックスは、フォニックスの知識も活用できるし、本としても活用できるので、フォニックスと英会話、フォニックスと多読を結び付けるかけはしとして、とても便利な本だと考えています。
日本では、Decodable Booksという分野自体、まだあまり知られていませんが、日本人にこそ、よい本だと思いますので、どんどん増えて行ってほしいと思っています。
3.ジョリーフォニックス後について
ジョリーフォニックスから英語の勉強を始めたとしても、やはり英語の勉強は難しく、ひきつづきかなりの努力が必要です。
けれども、フォニックスから始めていないときとの違いは「英文を音読できる」こと。
当教室の場合、ジョリーフォニックスの後は、文法を中心とした授業を行っており、
(1)プレゼンテーション(ターゲット文法事項の説明)
(2)プラクティス(練習)
(3)プロダクション(ターゲット文法事項を自分で使う)
という、PPP方式を使っています。
第一段階のプレゼンテーションで、教えたい文法事項をあらかじめ英文で準備しておけば、
「生徒に読んでもらって、授業をすすめる」
ということができます。
TTT(Teacher Talking Time:先生だけがしゃべっている時間)を減らすことができるのです。
ジョリーフォニックス自体はとても体系的に整理されているので、ジョリーフォニックスが普及していくと、逆にジョリーフォニックス後が課題になってくるのではないかと思っています。
イギリスの公教育では、フォニックスのあと、Grammar(文法), Punctuation(マークの使い方), Spelling(つづり)を中心とした授業を行っているようです。ジョリーフォニックスの続編、ジョリーグラマーも、これに沿ったものとなっています。
私自身は現在は文法を中心に「英語の本を読む」ことができる力をつけてほしい、という観点から授業を行っており、ジョリーグラマーも活用していっているところです。
ジョリーフォニックス後についても、またみなさんとシェアできれば良いなと思っています。
次のトレーニングは、東京で行います。
英語+ばりばりの大阪弁で行いますよ!
日曜日は、ジョリーフォニックストレーニングコースを開催しました。
遠くからもご参加いただき、ありがとうございました。
人数は少なかったけれど、和気あいあいと進められて、私もとっても楽しかったです。
トレーニングの感想も詳しく書いていただきました。
いちばんうれしかった感想は、
「英語が得意ではない私でも、とても詳しくわかりやすかったので、実際初心者の子どもが学びやすいと思いました。」
という感想です。
一日でたくさんの内容を行いましたが、わかりやすかったと記載していただけて、ほっとしました。
既に英語教室を開かれている先生は、今使っている教材と合わせて、どのように導入していくかについて、悩んでおられました。
けれども、
「20分ずつで継続的に教室に導入していきたい」
「50分のレッスンではじめの10~15分、40分のレッスンでは、はじめの10分程度導入していきたい」
など、具体的に案を書いていただきました。
当教室(MamiEC)は、教室を開設するときから「ジョリーフォニックスを使いたい!」と思ってコースを組み立てていたので、コース設計しやすかったのですが、既存の教室がジョリーフォニックスをどのように入れてくか、工夫のしどころだと思います。
みなさまのアイデアをお借りしたいです。
トレーニングの感想にも書かれていましたし、私の教室でも、親御さんから質問をいただくところなのですが、「フォニックスで会話力がつくのか?」という点です。
私自身は、フォニックスは、読み書き、聞き取り、発音、すべての基礎土台と考えています。
韓国語の場合に特に顕著なのですが、外国語を学習する場合は、通常、最初に文字と音の学習から入るんですよね。
その後、文法を学びながら文を学習していきます(韓国語は文法が楽!)。
中国語もそうですよね。最初ピンインの読み方(音の種類)を学ぶ。
英語も英語学習の最初にアルファベットを学ぶのですが、これが発音と一致しない(苦笑)。ですので、レターサウンドを学ぼう、という単純な考えです。
英語においても、フォニックス後、文法を教えながら、四技能をそれぞれ高めていく、という段取りで、うちの教室はすすめています。ただ、これは、私の方針だけであって、フォニックスと並行して絵本読み聞かせや、英語を使ったゲーム、歌を取り入れる、簡単なあいさつの練習をする。というのも可能だと思います。
たとえば韓国語の初心者コースでも、第一課から母音の音に加え、簡単なあいさつの練習をする場合もあります。NHKのラジオハングル初級編を何年も聞いていると、おっ、今度はそのパターンで来たかとつっこめるようになります(笑)。
ジョリーフォニックスを組み入れながら、どうすれば効果的に子どもに英語を教えられるのか、考えていく・・・。
一緒にがんばりましょうね!!
今年発売されたJolly Grammar4、購入しました。
The Grammar 4 Handbook
Jolly Grammar4については、ジョリーラーニング社の香港会議に出席したときに目次だけいただいていて、
「schwaだらけ!」とびっくりしていたのですが、やはりスペリングの4分の1をschwa(シュワ:弱母音)が占めていました。
フォニックスをつきつめるとここまで来るのか・・・と恐れ入っております。
さて、ここでちょっとJolly Grammarについて紹介したいと思います。
1)対象年齢
Jolly Learning社のチャートによると、
4、5歳 Jolly Phonics
5,6歳 Jolly Grammar1
6,7歳 Jolly Grammar2
7,8歳 Jolly Grammar3
8,9歳 Jolly Grammar4
という説明になっています。
ジョリーフォニックスから継続して学んでいくプログラム、ということですね。
2)ジョリーグラマーの内容
ジョリーフォニックスを学んだあと、その知識をベースに、
Spelling rules スペル(つづり)
Punctuation 句読点
Parts of speech 品詞
Dictionary use 辞書
The tenses 時制
を学んでいくプログラムです。(Jolly Learning 2013カタログより)
スペル練習ひとつと、文法学習ひとつがペアになっており、1週間で1ペアを学ぶと36週で一冊を学び終えることができるようになっています。
スペル練習では、ターゲットとなるレターサウンド(例えばar)を含む単語のつづりを覚え、また聞き取り書き(dictation)をしていきます。
文法学習では、辞書を引いたり、品詞について学習したり、していきます。
当教室でも、1週間で1ペアずつ、学ぶようにしています。
どうやったら楽しく文法を教えられるかについて、悩まれている英語の先生も多いと思います。
ジョリーグラマーは、文法の教え方もマルチセンサリーで楽しいのでおすすめです。
ただ、ジョリーフォニックスをベースにしているので、文法を教えたいからとジョリーフォニックスを飛ばしてジョリーグラマーを使用するのは、効果的ではないと思います。部分的には使用可能ですし、ネイティブの国でどんなふうに文法を教えているか学べるという点からは、大いに参考になるとは思います。