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Jolly Phonics関連の記事です。

Jolly Grammar 1 Training in 奈良 11/30です。

あー、遅かった。
いつもジョリーフォニックスのトレーニングに使わせていただいているクレオ大阪、もういっぱいでした。
12月分は9月1日予約開始だったはずなんだけど、12月の日曜日で一日空いているところは既に無し!
みなさん行動早ーい。出遅れました、残念。

ということで、ジョリーグラマー1のトレーニング、懐かしの奈良県中小企業会館をとりました。
さすが奈良県。11月の日曜日でもまだ空いてるー。
少しぼろい建物(←スミマセン)ですが、近鉄奈良駅徒歩すぐなので、交通は便利ですよ。

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ジョリーグラマー1トレーニング in 奈良

日時:11/30(日) 9:30 – 16:00
場所:奈良県中小企業会館
内容:
1 ジョリーフォニックスの復習
2 サンプルレッスン
3 上級コード
4 文法(辞書引き、母音、品詞、複数形、時制、記号の使い方と大文字の使い方、子音のブレンド)
費用:9,000円(当日会場受付でお支払いください)
筆記具、メモ帳をご持参ください。
英語・日本語両方で行います。
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ジョリーグラマーは、ジョリーフォニックスの次のプログラムでして、ジョリーフォニックスをベースにしています。
-イギリスの小学校でどんな風に文法を学んでいるか、
特に
-「低学年」の子どもが「文法」という難しそうなものをどのように学んでいるのか、
興味のある方多いと思いますが、ジョリーフォニックスを知っている方、少なくとも42のレターサウンズはご存知の方のみ、お申し込みお願いします。
ジョリーグラマーを使って英語を教えたい方向けのプログラムですが、アクティビティいっぱいのプログラムにしていますので、英語初心者でも大丈夫ですよ。

お申込みはこちらから。

http://www.mamiec.com/contactus/

その他、ワークショップ、トレーニングの案内はこちらにあります。

http://www.mamiec.com/jolly-phonics/#teach

追記
9月7日の東京トレーニングは締切済みです。たくさんのご参加ありがとうございます。
9月21日の大阪、11月9日の福岡トレーニングは、まだまだ募集中です。

9/7 MamiECで使っているデコーダブルブックスも持参します。

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9/7 Jolly Grammar1のトレーニング。
Jolly Grammar関連の教材だけ展示しようかとも思っていたのですが、Jolly Phonicsユーザーの方たちが集まるでしょうし、お互いどう教えているかの話も飛び交うかなぁと思い、MamiECで授業の際に使っているデコーダブルブックスも展示することにしました。
簡単な説明付きで展示しますね(超簡単ですが)。
「この本使っているー!」なんて話を聞けたら嬉しいなぁ。

余談ですが、7月ロンドンに行ってきましたが、帰りヒースローの空港で、Songbirdsの本を抱えている5,6歳くらいの女の子を見ました。
なんだかとっても嬉しかったです。

Jolly Grammar 1トレーニング in 東京 9/7

来週末は、東京にてジョリーグラマーのトレーニングを行います。
最初は10名来ていただければ御の字だと思っていたのですが、それ以上の出席があるようで、嬉しいです。
Jolly Grammar1に興味があるということは、みなさん既にJolly Phonicsをご存知なわけで・・・。
すごいですね。Jolly Phonics、確実に広まっています。

Jolly Grammarのトレーニングの準備、ようやくできあがりました。
子音ブレンドウィールやぶどうの実も作り、あとは最終点検のみです。
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ジョリーグラマートレーニングに出席していただいた方には、MamiECで使用しているスペリングリストやディクティションの音声ファイルを無料でお配りいたします。
ダウンロードページも完成させました。

http://www.mamiec.com/jolly-phonics/downloads/

当日ダウンロード用のパスワードを配布しますので、ご利用ください。

Jolly Grammar1の内容をほぼ網羅していますので、一日にこれでもか!というほど詰め込んでおります。内容たっぷりですが、ジョリーフォニックス同様、楽しいプログラムなので、楽しんで受講していただけると思います。
もちろん、受講していただいた方には、Jolly Learning社所定のJolly Grammar用修了証をお渡ししますね。
ジョリーグラマーも良いプログラムですよ!みなさんの反応、楽しみだなぁー。

Jolly Phonicsアイアプリ詳細解説ページ作りました。

Jolly Learning社から出たJolly Phonicsの公式アイアプリ。

https://itunes.apple.com/jp/app/jolly-phonics-letter-sounds/id897894552?mt=8

アメリカ発音でJolly Phonicsを教えている方には、待望のアプリだったのではないでしょうか。
私も早速、授業で使ったり、生徒の保護者の方にお勧めしたり、しています。
アプリ自体は英語の音声だけになっていますので、英語の苦手な方でも使えるように、次のページにアプリの詳細解説ページを作りました。

Jolly Phonics Letter Sounds iapp日本語解説
http://www.mamiec.com/jolly-phonics/jolly-phonics-letter-sounds-iapp/

ご活用いただければと思います。

Jolly Grammar2向けのデコーダブルブックス

Jolly Grammar1では、スペル(つづり)を学ぶパートと、文法を学ぶパートがセットになっていて、スペルの部分は、Jolly Phoncisの復習的な要素が強いです。
例えば、shやngなどのダイグラフを学んだり、ayやa_eなどのオルタナティブスペリングスを学んだり・・・です。
けれどもJolly Grammar1の次のプログラム、Jolly Grammar2では、スペルの難易度が上がります。ph(f)や、kn(n)、wa(wo)など、さらに難しいスペルを学んでいきます。
当教室では、Jolly Grammarを使いながら、授業の残りの時間や、時には1レッスン丸々使って、デコーダブルブックスやグレイデッドリーダーズを読んでいっています。
学んだフォニックスの知識が活かせるデコーダブルブックスを利用したいですよね。

Jolly Grammar2でお勧めのデコーダブルブックスは、Floppy’s PhonicsのStage4。
その中でも、


Oxford Reading Tree Read with Biff, Chip, and Kipper: Phonics: Level 5: Egg Fried Rice


Oxford Reading Tree Read with Biff, Chip, and Kipper: Phonics: Level 5: Craig Saves the Day

は、特におすすめです。
Egg Fried Riceは、タイトルを読んで気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、
ieサウンドを学習する本になっています。
ie igh i_e yがさりげなく全部出てきます(すばらしい!)。
内容的にもレストランで注文をするシーンなども出てきて、授業に膨らみを持たせられます。

Craig Saves the Dayは、aiですね。
ai, ay, a_e, a・・・出てきます。
こちらはボーイスカウト(小さい子なのでカブですが)のお話。
いろんなゲームが出てきて私の方も勉強になります。

教材会社で買うとCDつきもあります。アメリカ音声で、チャンツもついていますよ。

無料のデコーダブルブックス

フォニックスの知識で読みやすい本—デコーダブルブックス—については、日本ではまだまだ言葉自体が普及していないので、本を探すのも大変ですよね。

先日の投稿で紹介したオーストラリアのトレーナーさんのサイト

http://www.speld-sa.org.au/

では、無料のデコーダブルブックスをダウンロードできます。

http://www.speld-sa.org.au/index.php?option=com_content&task=view&id=105&Itemid=182

ジョリーフォニックスを教えているものとして嬉しいのは、
-ジョリーフォニックスのグループ分けに沿った構成になっていること。
-第一グループを終えただけでも読める本があること。
-ワークシートがあること。
-アドバンスドコードにも対応していること。
です。

先日、開発者のスー・ロイドさんが、デコーダブルブックスは42のレターサウンズを学習し終えてから導入した方がいいと考えておられる旨紹介しましたが、だからといって、早期導入を認めていないわけではなく、いろんな導入方法をされているのは、もちろんご存知です。
私自身も、Jolly Phonicsを知ったうえで、どのように導入していくか、また自分の生徒に合うように、より効果的に教えるには、どのように工夫していくか、各先生の腕の見せ所だと思っています。

わたし自身の一番の課題は、デコーダブルブックスの活用です。
フォニックス、文法、多読、プロソディ・・・、いろんな技術を鍛えるために最大活用していきたいと思っています。

Jolly Phonicsの導入方法

Jolly Phonicsを知っている人しかわからない、ちょっとマニアックな投稿ですが・・・。
トレーニングなどを受けてJolly Phonicsを知ったうえで、実際に自分の生徒にどのように導入するのか、先生によって色々だと思います。

例えば私の教室の場合、
1.デコーダブルブックスを早め(第4グループ学習時)に導入している。
2.オルタナティブスペリングス・トリッキーワーズは、デコーダブルブックスを活用しながら少しずつ導入し、まとめて教えるには、Jolly Grammar1を活用している。
という特徴があります。

それぞれ理由があって、
1.のように、第4グループからデコーダブルブックスを利用しているのは、
-週一回の授業で、レターサウンドをすべて学ぶには時間がかかるので(イギリスの小学校では原則として、毎日ひとつずつ教えています)、早めに「自分で音読できる」ことを楽しんでもらうため。
2.のように、42のレターサウンズ学習後すぐにオルタナティブやトリッキーワーズに進まないのは、
-42のレターサウンズ後は、しばらくデコーダブルブックスを読むことにより、フォニックスの知識を活かしながら、語彙を増やし、「文」に慣れてほしい。
-トリッキーワーズは、代名詞や前置詞など単語だけで説明しにくいものが多いので、デコーダブルブックスなどを活用し、文脈から意味を覚えてもらいたい。
-オルタナティブスペリングスもレターサウンズと同様、ひとつずつ丁寧に導入していきたい
などです。

このほか、ジョリーフォニックスの変則的活用方法として、
3.レターサウンズ導入前に、生徒には文字を書いてもらわずに、お話と音にだけ慣れてもらう。
という方法も考えられると思います。
ロンドンで見学させていただいた小学校はまさにこの方法をとっておられて、準備期間として、フィンガーフォニックスを使って、お話を楽しむという期間を設けているそうです。

オーストラリアのベテラントレーナーさんによると、
1.のデコーダブルブックスを早めに使う、
3.の文字を教える前に準備期間としてフィンガーフォニックスを使ってお話をする、
という方法については、開発者のスー・ロイドさんは否定的なんだそうです。
1.デコーダブルブックスを読むのは42の音すべてを導入してから、
3.文字と音とは同時に導入する
方がいいという考えだそうです。
実際、1.の早期にデコーダブルブックスを読むことについては、会議中に話題にのぼったのですが、スーさんは「どうしてもうちょっと待てないのかしら・・・。」とやんわりとですが、おっしゃってました。

ジョリーフォニックスを使って教えていて、私自身も気を付けているのが「急がない」「復習をしっかりする」ということです。
ついつい新しいことばかりを教えたくなりますし、生徒も先へ先へと進みたがりますが、習った知識を確実にしてから先に進むように、気を付けたいと思っています。

アメリカで有名なフォニックスプログラム

お盆休みも終わり。昨日から通常モードに戻りました。

さて、先月のロンドン会議からしばらくジョリーミュージック病にかかっていまして(笑)、ほかの情報を投稿するのを忘れていたので、ちょっと投稿しておきたいと思います。
会議の最終日、隣の席がアメリカのトレーナーさんだったので、ずーっと知りたかった、アメリカで有名なフォニックスプログラムって何なのか聞いてみました。

もちろんそのトレーナーさんはジョリーフォニックスの普及のために頑張っている方なのですが、アメリカで他に有名なプログラムとしては、

Words Their Way(ピアソン社)
http://www.pearsonhighered.com/educator/product/Words-Their-Way-for-PreKK/9780132430166.page

Foundations(Wilson Language Training)
http://www.fundations.com/overview.aspx

があるとのことでした。
ただ、イギリスの場合はジョリーフォニックスが圧倒的なシェアをもっていますが、両プログラムとも圧倒的なシェアを持っている、というわけではないようです。

サイトに上がっているデモビデオや本の目次などを見てみると、両方とも先にアルファベットを教えてから、アルファベットがどのような音になるかを見ていく方式のようです。

このトレーナーさんによると、アメリカでは33%の子どもが英語の本が読めないそうです。
Wikiで調べてみましたが、確かに、2002年、2003年の調査では、大人でも21%から23%が、文字をツールとして使えない状態のようです。

This government study showed that 21% to 23% of adult Americans were not “able to locate information in text”, could not “make low-level inferences using printed materials”, and were unable to “integrate easily identifiable pieces of information.”

http://en.wikipedia.org/wiki/Literacy_in_the_United_States

ジョリーフォニックス、アメリカでも頑張ってほしいですね。

ジョリーフォニックス・ジョリーグラマーのトレーニングのQandAについて

最近トレーニングに関し、メールをいただくことが多いので、Q&Aコーナーを更新しました。
参考にしてください。

http://www.mamiec.com/jolly-phonics/#qanda

英語を教えながら、自分自身も英語を学んでいるものとして、すべての英語学習者に、ジョリーフォニックス、特にレターサウンズを知ることを強くおすすめします。特に私たちの日本語は母音の数が少ないので、「母音を知る」ためにも、とても良い教材だと思うからです。
世界的にもジョリーフォニックスを読み書きの教材として採用する学校が増えています。
先月ロンドンでのトレーナーズカンファレンスに参加しましたが、参加人数も参加国も、今迄で最大規模の開催だったそうです。
イギリスでは、2010年に、公教育としてシステマティック・シンセティック・フォニックスを取り入れることになり(2010 Schools White Paper)、小学校に導入されています。もう10年ほどすれば、イギリス出身の外国人講師はすべて、ジョリーフォニックスのようなシステマティック・シンセティック・フォニックスをベースにもっていることになります。

ということで、英語に関心のある方!ぜひトレーニングにお越しください。

9月7日 ジョリーグラマー1トレーニング 東京
9月21日 ジョリーフォニックストレーニング 大阪
10月26日 ジョリーフォニックストレーニング 広島
11月9日 ジョリーフォニックストレーニング・ジョリーグラマーワークショップ 福岡

あと、11月下旬か12月にジョリーグラマー1のトレーニングを大阪で行います。

ジョリーグラマー1は、ジョリーフォニックスの次のプログラムですので、ジョリーフォニックスを知っている方のみ受講してください。東京でのジョリーグラマー1のトレーニングは、8月20日が締め切りです。

詳しくはこちらへ

http://www.mamiec.com/jolly-phonics/#teach

Jollyだらけ(笑)。来年度のコース案内更新しました。

MamiECのコースのページ、更新しました。

http://www.mamiec.com/courses/

冬に小学校高学年向けにJolly Phonicsの短期集中コースを行う予定ですが、ほかは来年4月の募集になります。
Jolly Musicについては、来年3月までは無料・不定期開催のトライアルレッスンのみを行うことにしました。

来年度のコース構成の目玉はなんといってもJolly Music。

Jolly Musicについては、
(1)Phonemic Awareness(フォネミック・アウェアネス)用の教材として
(2)プロソディ(英語特有の強弱・抑揚など)用の教材として、
使用していく予定です。

ちょっと詳しく解説しますね。
(1)Phonemic Awareness(フォネミック・アウェアネス)について
フォニックス(文字(またはスペル)と音の関係)を学ぶ前の段階として、フォネミック・アウェアネスという段階があります。どのように子どもたちに「英語の音を意識してもらうか」というものです。

Phonemic Awarenessの教科書として有名な本(アメリカの教育省でも紹介されている本です)に次の本があります。

Phonemic Awareness in Young Children: A Classroom Curriculum
この本の中では、フォネミックアウェアネスを養うための次の7つのステップを踏むことになっています。
1. Listening(色々な音を聞くこと)
2. Rhyming(韻をふむ)
3. Words and Sentences(単語と文について意識する)
4. Awareness of Syllables(音節を意識する)
5. Initial and Final Sounds(単語の最初の音と最後の音を意識する)
6. Phonemes(音素を学ぶ)
7. Introducing Lettears and Spellings(文字と音の関係を学ぶ)

フォネミックアウェアネスについては、そもそも週一回の授業でどれだけのことができるのか、テレビなどのメディアで流れている英語だけでも大丈夫ではないのかと、英語教室で導入することに際し、疑問に思っていました。
けれども、Jolly Musicだと、
「イギリスの童謡を学べる」
「音楽の基礎技術を学べる」
そして、フォネミックアウェアネスの観点からは
音を聞くのでもちろんListening(1)の学習になりますし、韻を踏んでいる童謡を歌うことを通してRhyming(2)、リズムを取ることを通してAwareness of Syllables(4)も学ぶことができるんですね。

来年4月に本格導入するとして、3月まではトライアルレッスンを重ね、Beginnersレベルだけで28曲もある英語のナーサリーライムを日本人の子どもにどのように紹介していくか、詰めていきたいと思っています。

(2)プロソディについて

プロソディは、韻律。
日本語みたいな英語ではなく、英語らしい英語になるように、強弱や抑揚などの音素以外の部分のことです。
このプロソディの練習のためにいいといわれる音楽、既存のクラスには続々導入中(笑)。
歌うのが恥ずかしいかな?という年齢の子どもたちにはSinging Voice(歌声)ではなくSpeaking Voice(話し声)で拍子に合わせてナーサリーライムを口ずさむようにしています。

ということで、あらためてMamiECのカリキュラムを見ると、
Jolly Musicからはじまり、Jolly Phonicsを学び、Jolly Grammarを学習する・・・。

Jollyだらけ!!