Wordcounter

英文を作成するときは、スペルチェックもしてほしいので、Microsoft Wordで下書きをすることが多いです。
が、良いツールを発見。

https://wordcounter.net/

単語数のカウントはもちろん、文法、スペルチェック、どれぐらいの年齢向きの文章か、読むのにかかる時間、スピーチにかかる時間なども瞬時に出てきます。

直接打ち込んでもよいかと思いますが、大体自分が何ワードの文を書いているのか、感覚をつかむためには、シンプルなテキストツール(Windowsならメモ帳、ワードパッド)で文章を入力してから、wordcounter.netのサイトにコピペして、チェックしてもらうとよいと思います。

怒涛の教材づくりも落ち着き、今年は私自身が大幅アップデートしないといけないと思っています。
MOOCでバンバン講義を受けようと思っているので、下書きサイトとして活躍しそうです。

仮定法

MamiECのオリジナルデコーダブルブックス(Phonicsの知識で読みやすい本)の30巻は、仮定法。
仮定法は高校の文法になりますが、Raz-kidsやWritingA_Zでは頻繁に出てくる表現なので、入れました。

が、新学習指導要領を見ると、仮定法も中学で学ぶようになるんですね。
48ページkのところです。

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2017/07/25/1387018_10_1.pdf

–4月に向けておさらい—

(1)新学習指導要領 小学生はこちら。

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2017/07/25/1387017_11_1.pdf

小学校で簡単な過去形も学びますよ。

(2)新小学生の教科書サンプルはこちら。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/123/houkoku/1382162.htm

ワークシートもあげられています。
フォニックスみたいなもの、は学びますが、学ぶ単語はTricky Wordsだらけ。
単語をまるごと学ぶ-Whole Words-方式になりそうですね。

メールアドレスについて

保護者の方から、MamiECからのメールが届いていない旨の連絡をいただき、また他の方からもそのような連絡をいただきましたので、メールアドレスを併用することにしました。
今まで通り、infoあてにメールをおくっていただいてかまいませんが、携帯メールアドレスと思われるメールについては、info以外のアドレスから返信をさせていただく予定です。
そのほか、はじめてメールをいただく方にも、info以外のアドレスから返信させていただきます。

infoのメールアドレスには、世界中からスパムメールが来ています(笑)。
ということは、悪用されている可能性もあり・・・、
ただ、長年使っているアドレスなので愛着もあり・・・。
別アドレスと併用することにしました。

メールをいただいた場合は、早めに返信をするようにしています。
もし、返事が来ていないなぁという方がいらっしゃいましたら、お手数ですが、再度送信してください。
異なるメールアドレスから返信させていただきます。

Writingの採点基準

以前、アメリカの通信教育でParalegalのコースを受けていた時に、科目にBusiness Englishというのがあり、英作文を添削してもらっていました。
添削方法について細かくは覚えていないのですが、例えば綴りをたくさん間違えても、それで0点になるということはなく、100点満点だとしたら、減らされても-25点などというように、枠が決まっていました。

MOOCで受講中のIELTSの採点方法を見ても、大きく4つの枠に分かれているようです(訳は意訳)。

1.Task Achievement 問題に対して的を得た答えになっているか。。
2.Coherence and Cohesion 論理的に構成できているか。
3.Lexical Resource 語いは十分か。
4.Grammatical Range and Accuracy 文法は正確か。

詳しくは、次のファイルを参考にしてください。

Task 1の採点基準
https://takeielts.britishcouncil.org/sites/default/files/IELTS_task_1_Writing_band_descriptors.pdf

Task 2の採点基準
https://takeielts.britishcouncil.org/sites/default/files/IELTS_task_2_Writing_band_descriptors.pdf

上の4つのポイントはとても参考になりますね。

ライティング添削経験から言い換えさせてもらうと、次のような感じになると思います。
1→問題に対して、自分の得意な分野を無理やりひっぱってきて書くのではなく、その場で考えて問題に応じた文を書く。
2→よく組み立ててから、論理的に書く。
3→good, fun, interesting, だけじゃなく(笑)、いろいろな言葉をあやつれるようにする。
4→主語の立て方、動詞をどう使うか、動詞の活用、時制、前置詞、冠詞、No Naked Nouns・・・気を付けられるところはできるだけ気を付ける。

これから本格的にライティングレッスンも始まっていくので、私もこの4つの視点からチェックしていきたいと思います。

読んで、書いて、テストして。

単語の宿題&テストについて、どの時期から導入しようか、迷っていたのですが、英検5級集中対策後に行うことにしました。

どうやったら語いが増えるのか。
基本は、
1 声に出して読む
2 書く
を繰り返し、
3 テスト
で確認していく、ことになるかと思います。

もう少し語いが増えたら、接頭辞、接尾辞、語源などにも触れていきたいですが、これらの説明は、ある程度の語いがあってこそ響くものなので、とりあえず基本語は覚えてもらわないと、仕方がない。

単語の宿題&テストについては、英検5級でよくつかわれる単語を意識して選び、グループごとに覚えるようにしています。
サンプルをAkitaのサイトにて公開しています。
ご利用ください。
http://mamiec.com/akita/

成績表

子ども向けの英語/英会話教室にいっている保護者の方からよく聞かれるのが、
「英語が身についているのかどうかわからない」
ということです。
MamiECの場合は、フォニックスから始めるので、確実にある程度は読めるようになるのですが、それでも、「理解して」読めているかどうかは、差があります。

どれくらい英語の力がついているのか。
保護者の方にもわかりやすいように、今年から、小学生については英検模試の結果を配布することにします。
大体当教室に入ってから1年半ほどで5級対策に入ります。
その後1年ごとを目安に4級、3級と進んでいきますので、一年に一回、英検模試の結果・・・成績表のようなものをお渡しすることになります。

個人的には、こどもたちが一生懸命英語の問題を解いている、その様子だけでも、けっこう感動してしまうのですが、時代はそれだけでは許してくれない(笑)。
英検5級集中対策以降は、厳しめにいきますね。

Writing学習

MOOCで受講しているIELTSのコース、Speaking, Listeningが終了し、現在Writingコースを受けています。
Writingについては二問あり、一問目が手紙を書き、二問目が意見を書く試験だそうです。

MamiECでも英検5級の集中学習を終えてからWriting学習が始まります。
教材については、Raz-kidsの仲間のWritingA_Zをメインに使う予定ですが、いきなりWritingA_Zの教材は使うのは難しいので、WritingA_Zの教材につなげる、オリジナル教材を作っています。

オリジナル教材を作る際に気を付けたのが、型。
例えば、自分のことを語るライティング(Personal Narrative)なら、Topicセンテンスから始まり(Abstract)、だれと何をしたか(Body)、どう思ったか(Conclusion)を質問形式で聞いていくようにし、結果、ライティングを書けるようにしました。

IELTSのWriting Tipsを見ていても、まずは、どの型で書くか、決めることが大事なようです。
色々な型を知ってもらったら・・・、ライティングの宿題をバンバン出しますよ!

TOEICスピーキング学習

土曜日は、TOEICの勉強会でした。
スピーキング&LRをバランスよくしたいと思いつつ、今回もスピーキング学習だけで一時間半、かかってしまいました。
特に時間をかかったのがUnit3。

サンプル問題は、次のページの「応答問題」のところで確認することができます。

http://www.iibc-global.org/toeic/test/sw/about/format/sampletest/sw_challenge.html

本来はスピーキングテストなので反射的に答えないといけないのですが、ひとつひとつの問題についての回答をじっくり紙に書きながら英作文をし、どのような英作文を書いたか読み上げる方式をとっています。
まずは、どう答えるか、どう理由づけるか、英語でどう表すか・・・。
頭を思い切りフル回転させないといけませんが、とても楽しいです。

次回は3月31日に行います。
スピーキングについては、Unit4 提示された情報に基づく応答問題に進みます。
引き続きあと一名参加者募集中!
連絡お待ちしています。

2018年度は4月13日から開始します。

お申込みしていただいている方には、直接に連絡をさせていただいていますが、2018年度の新規クラスについては、4月13日から授業を開始します。
今年度は新しいワークシートを使って授業を行うこともあり、楽しみにしています。

週一回の英語教室で、どこまでできるか。
Jolly Phonicsを採用したり、オリジナルのデコーダブルブックスを作ったり、色々工夫を重ねてきました。
今、英検対策学習を取り入れてみて、やはり、「読める」ことは大きな武器だと感じています。
MamiECでは、今までどおり、まずは「音読」を中心に授業をすすめていきます。

また、大まかなスケジュールとしては、入会してから1年半後には英検5級程度の力をつけてもらうことを目標にしています。
フォニックス、英検、それぞれの課題も見えてきましたので、経験を活かした授業をしていきたいと思っています。

フォニックスの課題とその対策については、4月13日午前中にあるJolly Phonics勉強会でも発表する予定ですが、項目だけ少し紹介しておきます。

1フォニックスの課題
(1)音をどう教えるか
(2)教えるペース
(3)ダイグラフ・トライグラフの定着
(4)トリッキーワーズを教える順番、タイミング、どのように教えるか
(5)オルタナティブスペリングを教える順番、タイミング、どのように教えるか

2英検の課題-5級
(1)語い 不規則つづりが多い基本用語対策(one,two,write,who,Wednesday,February等)、そもそも語いをどう増やすか。
(2)代名詞 格のほか、名詞や固有名詞は、代名詞でどのように言い換えられるのか。
(3)英作文 語順

読解力

ロボットが東大に入れるかの東ロボくんプロジェクトを率いておられる、新井教授の本を読みました。

最近The Sigularity Is Nearなどの本を読んでいたので、AIについて詳しく知りたいと思い読んだのですが、本の問題提起は予想外のところに。
「人間が」文章を読めていない、という問題です。

こどもと接していると、読解力-comprehension-について、あれ?と思うことが多々あります。
特に英検の問題集などを解いていると、問題自体の読み取りが難しかったりします。
ただ、説明するとわかるので、つまりは、「抽象的な説明について具体的に自分の中に落とし込む」というのが苦手なんだと思います。

読解力がどうしたら向上するのか、いろいろ方策が書かれたものもありますが、とにかく、「読んで、行動する」を繰り返さないと仕方がないのかな、とも思います。