長らくJolly Phonics、Jolly Grammarという二つの教材をメインに使っていましたが、去年から英検対策学習を取り入れ、フォニックスから英検学習への「つなぎ」について、オリジナルのデコーダブルブックスを使用しながら、工夫してきました。
Jolly Phonics, Jolly Grammar, 英検教材の使用者としての率直な感想を紹介したいと思います。
-基本単語にずれ
Phonicsから学習を始めると、「デコーダブルワーズ」「音節の少ない単語」が、読みやすい基本単語になります。
一方、英検対策学習をすると、月の名前、曜日、数字、代名詞、など「身近な単語」が、基本単語になります。
このギャップを埋める必要が出てきます。
MamiECとして行っているのは、
-デコーダブルブックスの活用による、Tricky Words(重要単語だけれども読みにくい単語)の学習
-つづりについて、オルタナティブスペリングの活用
-単語テスト
です。
単語テストは、英検5級集中学習後に、毎回行っています。
-基本文法
Jolly Grammarをはじめとする(海外の)「こどものための文法」では、品詞を教えることが基本となります。
一方、英検対策学習をすると、文の構造を教えることが大事となります。
この点については、とにかく、SVOの構造を基本に、「語順が違う」ことを早く納得することと、「動詞の語いを増やす」ことが大事だと思っています。
何はともあれ、「語い」。
今年度は、「書き写し」などの新しい宿題も取り入れ、さらに、語い力向上のため、いろんな角度からの取り組みを行いたいと思います。