昨日は広島にてJolly Grammar1のトレーニングを開いてきました。
広島の路面電車、乗る電車を間違えてしまって遅れそうになりましたが、
なんとか会場に10分前には到着でき、ほっ。
今度から気をつけます・・・。
さて、Jolly Grammar1のトレーニングも、もう今回で4回目になります。
Jolly Grammar1のトレーニングの特徴は、参加者の方が非常に熱心だということ。
既にJolly Phonicsを教えている方やJolly Phonicsを教えようと決めている方が
ほとんどなので、質問もとても鋭くって、私自身がとても勉強になります。
ちょっと質問を紹介しますね。
-文法用語(短母音、長母音、品詞名など)を教えているか。
教えています。
そして、文法は文法用語を使って教えています。
例えば過去形。
これはVerb(動詞)にsuffix ed(接尾辞ed)がつく、という説明になります。
Jolly Grammarを通して言えるのは、「品詞」の概念把握が基本です。
例外もありますが、品詞と接尾辞で文法事項を説明していくからです。
-ディクテーションをどのようにしているか。
ネイティブの音声ファイルを作っていますので、この音声を
何回も流しています。
生徒に説明が必要か聞いたうえで、ヒントを出すことも多いです(説明しないでという生徒もいます)。
ただ、つづりを手伝うのは、トリッキーワーズやトリッキーなものだけ。
デコーダブルな単語はアクションで音を教えるだけです。
-アウトプットはどのようにしているか。
実際に英語を使って表現する・・・という段階はかなり後になります。
うちの教室の場合、ジョリーフォニックス、特に42音の段階では
「自分の言いたいことを英語で表現する」ということはまだまだ難しいので
行っていません。
デコーダブルブックスを学ぶ段階になって、はじめてターゲットの文法事項を
使って、英語文を作ったり、デコーダブルブックスの絵を使って
簡単なやりとりをします。
これは結局「週一回の英語の時間をどの程度効果的に使えるか」
ということを考えた時に、初心者の段階ではできるだけ「基礎を丁寧に教える=インプット」
をしたいと思っているからです。
-授業中に日本語で説明しているか。
ここは英語教室の基本姿勢が問われるところだと思います。
MamiECの場合、英語は「外国語」のひとつとして教えています。
私自身、「まずは日本語をしっかり身につけてほしい」派です。
そして日本語の知識の助けを借りつつ、英語を外国語のひとつとして
学んでいくという方法で良いと思っています。
ですので、音の説明ひとつにしても、日本語で説明していますし、
単語の意味も日本語で説明しています。
英語オンリーで授業を行っているクラスもありますが、
いちばん英語の学習が進んでいるクラス(Jolly Grammar2の後半を学習しているクラス)のみです。