6月21日に開催するジョリーグラマー2のトレーニングについて、項目を書きましたが、「???」という感じの方も多いようですので、和訳も加え、少し詳しく説明しますね。
1. スペルパート
(1) Long Vowels and Silly Sentences 長母音とシリーセンテンス
Jolly Phonics, Jolly Grammar1までは、ai でエイと発音する、ayもエイと発音する、というつづりが主体だったと思います。
ジョリーグラマー2からは「この音はどのパターンのつづりか」というのを見ていくことになります。
そして、「音」に着目して英作文をします。これがシリーセンテンスというアクティビティです。
(2) Vowels (New spellings) 母音 新しいスペル
たとえば「エイ」という長母音。aiというつづりが基本のレターサウンズで出てきました。そして、ayというつづりがJolly PhonicsやJolly Grammar1で出てきました(オルタナティブスペリング)。
そしてジョリーグラマー2ではさらに進んでeighというつづりなども学んでいきます。
(3) Silent Letters
thumbのb,writeのwはサイレントレターといいます。
ジョリーグラマー2ではサイレントレターをまとめて学びます。
(4) Soft c, Soft g
cは原則kという音ですが、cityというようにsという音で発音するときもあります。
これをソフトcと言います。ソフトc,ソフトgも重要なフォニックスの法則ですが、ジョリーフォニックスではジョリーグラマー2でこれを学びます。
(5) ph ch wa
photoのph (f) Chemistのch(k)などです。
(6) ore le
こちらもニューパターン、oreで/or/,leで/ool/ですね。
(7) New Sounds /air/ /ier/ /zh/ /cher/
ジョリーフォニックス、ジョリーグラマー1ではまだ説明されていなかった三重母音(または二重母音)も登場します。
フォニックス(音と綴りの関係)を学ぶという点からは、ジョリーグラマー2も、重要なパートを占めていると思っています。
生徒にジョリーグラマー2まで教えるかどうかは別として、ジョリーフォニックスを教えている先生としては、押さえておきたいコードがたくさんあります。
2.文法パート
(1) Parts of Speech 品詞
ジョリーグラマー1では出てこなかった残りの品詞も出てきます。
(2) Punctuation 記号の使い方
コンマの使い方も詳しく出てきます。
(3) Plural 複数形
ジョリーグラマー1よりももう少し難しいルール、それから不規則複数形も入ってきます。
(4) Verb to be be動詞
be動詞を詳しく学ぶのは、ジョリーグラマー2で。
日本と順番が違いますよね。ジョリーグラマー1で動詞は学ぶけれど、be動詞については詳しく取り上げない。
ジョリーグラマー2で詳しく学びます。
(5) Word Webs / Expanding a sentence
ジョリーグラマー2らしいところ。
語彙を増やし、より豊かな文章を作れるように、単語力と文章力を鍛えるアクティビティです。
(6) Suffixes, Prefixes
文法を、接尾辞、接頭辞で考える・・・フォニックスと文法がつながるのが、爽快!
詳しく書きましたが・・・、やっぱりマニアックでわかりにくいかなぁ・・・。
ジョリーグラマー2のトレーニングを通して、フォニックスから文を作る力にどうつながっていくのか、体感していただければ嬉しいです。
また、今回Jolly Grammar Gamesソフトのデモもしたいと思います。
ジョリーグラマーの楽しいアクティビティがそのままゲームになっています。
復習にいいですよ。
6月21日のトレーニングについては、すでにお申し込みもいくつかいただいていますので、開催確定です。
トレーニングについては、こちらからどうぞ。
http://www.mamiec.com/jolly-phonics/#teach