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Jolly Phonics関連の記事です。

Jolly Phonics Training in 山口 ご参加ありがとうございました

昨日はESTEEM Yamaguchiさま主催で山口県防府市にてジョリーフォニックスのトレーニングを行ってきました。
今回は参加者のほとんどが小学校の先生や、中学校の先生でした。

トレーニング後、感想を書いていただいたので、紹介しますね。
長文の感想が多かったので、部分紹介とさせていただきます。

「ジェスチャーと一緒に、お話と一緒に覚えるというのが大人でも楽しく学べたし、忘れにくくて良いと思いました。
なかなか単語が読めない生徒がいますが、これなら苦手でも読めるようになるのではないか?と期待しながら少しずつ活用したいと思います」

「体系的にフォニックスを指導していきたいとずっと考えていましたが、なかなかうまくいかず、いつも途中で断念してしまっていました。
今日楽しくフォニックスをやっていく自信が少し芽生えました。」

「今日は二人組で体を使ってさせていただいて、とてもよくわかり、体にすーっとよくなじみました。
大人の私たちでさえ楽しいので英語初期の子どもたちにはさらに楽しいと思います。」

などなど、うれしい感想をいっぱいいただきました。

学校英語については、小学校5、6年生における教科化、小学校3,4年生の外国語活動をどうしていくか、小中連携をどうはかっていくのか、課題が山積みのようです。
けれども、よりよい教授法を学ぼうと、このようにジョリーフォニックスのトレーニングに参加してくださる熱心な先生がいらっしゃること自体、とてもありがたいことですよね。

そもそもジョリーフォニックスはイギリスの小学校で教えているプログラムなので、日本の学校の先生に知っていただけるのは、とても嬉しいです。
ご参加ありがとうございました。

2016年度に向けて改善点(2) Jolly Grammarの2分割

はい。これもマニアックな話です。
Jolly Grammarは現在Jolly Grammar 1-5まで発売されていて、Jolly Phonicsが1年目、Jolly Grammar 1が2年目、Jolly Grammar2が3年目、と順を追って読み書きの力を養っていけるようになっています。
MamiECでは、Jolly Phonicsから学習をはじめ、Jolly Grammar2までは一体のものとして、必ず学んでほしいと思っています。

けれども、Jolly Grammarばかりを学習していると、「英語の本読み」の時間がきっちりとれない。
MamiECは、「自分で英語の本を読めるようになってほしい!」という基本コンセプトがあるのに。
加えて、アクティビティも、もっといろんなものを体験してほしい。

ということから、Jolly Grammar1,Jolly Grammar2をそれぞれ2年に分割し、一年で学習する内容を18~19レッスンとし、一年で同じ内容を2度学習することにしました。
一回目に学習するときは、ハンドブックに沿って、ハンドブックのワークシートを使い、行っていきます。
二回目に学習するときは、ターゲットの内容は同じにしつつも、少し異なるアクティビティを行って、より定着するようにしたいと思っています。
また二回目の学習の際には、デコーダブルブックスを読む時間をきっちり確保し、Jolly Grammar3以降の文法内容も先取りして、学習内容に組み込みたいと思っています。
色々なアイデアが頭の中を駆け巡っていまして、なんだかはちきれそうになっているのですが(笑)、より楽しく、効果的な授業内容を提供できるように、がんばりますね。

2016年からは新カリキュラムの予定です。

MamiECのCourseのページ。現在工事中です。
2016年からはJolly Phonics, Jolly Grammarを基本としつつも、より体系的にDecodable Booksの本を用いていき、また語彙強化をはかっていきたいと思っています。
現在まだまだ検討中なのですが、大きく変えようと思っている3点を紹介します。

1.Making Your Own Dictionaryアクティビティの導入
Jolly Phonics の42レターサウンズを学んだあとは、英語のほとんどの音素を学んでいるので、単語の発音の説明がとても簡単になります。
これを活かし、基本である単語力の強化をはかるため、自分の辞書を作るというアクティビティを導入します。

2.Jolly Grammarを2年に分けて
Jolly Grammar1,2それぞれ、36レッスンあるのですが、18レッスンを終えたところでもう一度最初から再復習をしていきます。
再復習をしながら、デコーダブルブックスやサイトワーズリーダーズの本読みを行っていきます。

3.Scholastic Grammar Talesの導入
Jolly Grammar2を学習し終えたら、Jolly Grammar3に入る前にScholasticのGrammar Talesを使ってJolly Grammar1,2の内容を学習しながら、発展学習を行っていきます。

うちの教室に来た生徒には、絶対英語を得意になってもらう!
ために、効果的で楽しい授業を提供していきたいと思っています。

Jolly Phonics / Jolly Grammarを工夫して使う。

Jolly PhonicsやJolly Grammarを教えていて思うのが、やはり「読み書きのためのプログラム」だなぁ、ということ。
MamiECの場合、英語の初心者にJolly Phonicsを使って英語を教えていっているのですが、42音のあとは、急に難しくなります。
たとえばTricky WordsやAlternative Spellings。
Tricky Wordsというのは、フォニックスの知識では読みにくい重要単語のことで、これらは覚えていかないといけないのですが、beやtoなど、文を利用して覚えないと、単語だけでは覚えにくいものも入っています。
Alternative Spellingsについては、eeのほかにeaというのも/i:/という音ですよ、というものなのですが、これについても、日本の子どもたちには、いっぱい例をあげて丁寧に教えていった方がいい。
そこで、私の場合、Tricky WordsやAlternative Spellingsについては、Jolly Phonicsの段階では教えず、Jolly Grammar1の段階で教えています。
この方法、私のオリジナルかと思っていたのですが、先日のロンドンの会議でチェコのトレーナーが同じ方法をとっているとおっしゃっていました。
日本の子どもに教えるときも、ある程度英語に親しんだ子どもに教えるときは、本来の教え方でも大丈夫だと思いますが、私のように英語初心者に教えているときは、Tricky WordsやAlternative Spellingsは、Jolly Grammar1を使う方が教えやすいと思います。

もうひとつ、Jolly Phonics / Jolly Grammarを使っていて、工夫した方がいいと思うのが、affirmative negative interrogative sentencesの練習。
肯定文、否定文、疑問文を作るというものです。
これは、まさに「文法的」なので、Jolly Grammarの段階でいいと思うのですが、私の場合は、Jolly Grammarに出てくる文をとりあげて、つぎのような文型を紹介するワークシートを作って補っています。
1. I am on a ship. (←Jolly Grammar 1のディクテーションで、出てくる文)
2. I am not on a ship.
3. Am I on a ship?
 Yes, you are.
 No, you are not.
これについても、先日のロンドンの会議でポーランドのトレーナーがaffirmative negative interrogativeのコンテンツを増やした方がいいという話をされていて、同じことを思っていたんだと、なんだか嬉しくなりました。

Jolly Learnig社は現在、Jolly TEFL(Teaching English as a Foreign Language)というのを開発中だそうです。
プレゼンを聞くところによると、プレフォニックス(フォニックス以前)が主な開発対象のようですが、どのようなプログラムになるのか・・・今後の状況を見守っていきたいと思っています。

Cambridge Starters Movers Flyers

先週ロンドンで行われた会議では、外国語として英語を教えているトレーナーの方たちも多く参加されていました。
私の教室では、Jolly PhonicsやJolly Grammarをメインに教えているのですが、Jolly PhonicsやJolly Grammarと合わせて、ほかにどのようなコースブックを使っているのか、聞いてみました。
よく話に出ていたのは、Cambridge の Starters Movers Flyers
http://www.cambridgeenglish.org/exams/young-learners-english/

ジョリーフォニックスを使う前は、このプログラムを使っていたという人や、ジョリーフォニックスを教えた後はこのプログラムも併用しているという方がいらっしゃいました。

このCambridge Starters Movers Flyers、調べてみると英検相当なんですね。
日本語のページもちゃんとありました。
http://www.cambridgeenglish.org/jp/exams/young-learners-english/

日本でも四技能を高めるために検定試験を活用という話が出ていて、四技能試験情報サイトというのも作られています。
http://4skills.eiken.or.jp/qualification/comparison.html
けれども、どちらかというと英語がかなりできる方向きの試験が多いと思います。
初心者の段階から楽しんで受けることができる国際的な試験として、ケンブリッジ児童英検は今後注目株なのかなと思いました。

日本に帰ってきてから、いろいろ調べて、このCambridgeのStarters関連のテキストも導入したいと考えていたのですが、週に一回の授業だと、やはりどうしても時間が足らない。
そこで、CambridgeのStarters, Movers, Flyersも意識したJolly Phonics / Jolly Grammarの授業内容を提供する、ことに落ち着きました。
具体的には、
Jolly Grammar1以降は、できるだけ授業は英語で進める、
Jolly Grammarで行う色々なアクティビティを英語で指示し、英語で応答していってもらう、
という方法で、行っていきたいと思っています。

昨日のJolly Grammar1の授業は、早速、ほぼ英語のみで行いました。
英語で授業されるとわからないので嫌、という生徒も多いのですが、Jolly Grammar1まで来ると生徒ともかなり仲良くなっているので(笑)、「わからないところはちゃんとわからんって言うてよー。」ということで、できるだけ英語でやっていきたいと思います。

次のジョリーフォニックストレーニングは、8月9日山口です。

アナウンスが遅れましたが・・・。
山口県防府市で、次のとおりジョリーフォニックスのトレーニングを行います。

ジョリーフォニックストレーニング in 山口 Jolly Phonics Training in Yamaguchi
Date: 8月9日午前11:00-16:00
Location: Aspirante 防府市地域交流センター[アスピラート](JR防府駅天神口を出てすぐ)
1. Phonics?
2. Jolly Phonics — Systematic Synthetic Phonics Program
3. How to teach 42 letter sounds
4. Tricky words
5. Alternative letter sounds
6. Decodable books

こちらはESTEEM-Yamaguchiさま主催になります。
連絡先/お申込み/お問い合わせ先は次のとおりです。
防府市市民活動支援センター気付tel.0835(38)4422
または、
esteemiiyam13△gmail.com(ESTEEM-yam 清水さま) △を@に変えてください。

最近ジョリーフォニックス関連の問い合わせが増えてきて、嬉しいです。
ジョリーフォニックスについては、理屈よりもまずは体験していただくのがいちばんだと思っています。
ご希望の方、連絡くださいね。

ロンドンから戻ってきました。充実の三日間、ありがとうございました!

ロンドンの端っこGillWell Parkで行われたジョリーラーニング社の会議から戻ってきました。
今回で3回目の出席。
本当にいろいろ貴重な経験をさせていただきました。
関係の方々に感謝です。

会議の内容については、メーリングリストの方で詳しく報告させていただいたのですが、こちらのブログの方でも簡単に紹介させていただきます。

1. Pre-Conference Day 会議前日
午前中は、フォー・スワンズという小学校を見学させていただきました。
Receptionクラスのジョリーフォニックスの授業と、Year4のジョリーグラマーの授業を見学してきました。
印象的だったのはインターネットを活用されていたこと。
Googleの検索結果やYoutubeの動画をプロジェクターを使って、そのまま利用されていました。
午後は、ジョリーグラマーのインテンシヴトレーニング
Jolly Grammar 1-6の流れと、ジョリーグラマーの授業で使える楽しいアクティビティをたくさん教えていただきました。

2.会議1日目
代表クリスさんから挨拶があり、その後新製品の紹介、来年1月に発売されるジョリーグラマー6の紹介がありました。
そして、外国語として英語を学んでいる子どもたちに、どのようにジョリーフォニックスを教えるか、スペインのトレーナーによるデモがありました。
カンフーパンクチュエイションがすごくおもしろかった!
Youtubeにもあがっていますので、ご覧ください。

会議1日目の夜はGala Dinner。みなさん自分の国の衣装を着てこられるので、私は昔の先生スタイルということで、着物+袴を着て参加しました。
着物は大人気!ギャラディナーのあと、ホテルの部屋で着物試着会もさせていただきました(笑)。

3.会議2日目
南アメリカ、ナイジェリアなどのアフリカ諸国、パキスタンなどでのジョリーフォニックスの広まりについて報告がありました。
なかでもナイジェリアはすごくて、公立小学校にどんどん導入していっておられます。なんとトレーニングを受けた先生は2万人以上!ナイジェリアの副大統領がジョリーフォニックスを強く支持されているそうです。
詳しくは、こちらの組織のホームページをご覧ください。
http://universallearningsolutions.org/
http://universallearningsolutions.org/our-approach.html

余談。会議では、ナイジェリアの教育省の役人の方と席が近く、少しお話をしました。ジャイカの関係で日本に来られたことがあるらしく、これが好きなんだと、インスタントの豆腐の味噌汁を見せてくれてました。
なんだか嬉しかったので、ほかのトレーナーさんのお土産用に持って行った、ピカチュウのごほうびハンコを渡したのですが、今考えてみると、役人さんにピカチュウのはんこって、ちょっと失礼だったかな(笑)。

会議では、日本でのジョリーフォニックスの拡大に関して山下トレーナーの方からもプレゼンがありました。
つくばや貝塚での小学校でトライアルが行われていたこと、効果について論文も発表され、教育関係者の関心も高いことなどの報告がありました。
(次のリンク参照)
http://js-phonics.net/
http://kayokoyamashita.com/

ジョリーフォニックス、世界では確実に拡まっています。
ぜひ日本でも!

MamiEC–来週1週間はお休みをいただきます。

7月に入りました。はやいはやい。
来週は1週間ロンドン(の端っこ)に行って、Jolly Learning社のTrainers’ Conferenceに出席してきます。
会議前には、ジョリーフォニックスを使用している小学校も見学させていただき、またSaraさん(作者)自ら行ってくださるジョリーグラマーのトレーニングも受けていきます。

来週一週間は電話は受けることができませんので、何か連絡がある際は、メールをご利用ください。

MamiEC英語教室もお休みをいただき、
お勤めしている事務所もお休みをいただき、
家のことも家族に任せ、
みなさまにご協力していただいて行ってきますので、
いっぱいJolly Phonics/Jolly Grammarにまつわる色んなことを吸収してきますね。

来年度の生徒募集について

トップページ(↓)にも書かせていただきましたが、来年4月は低学年クラス(2,3年生)のみ募集の予定です。
http://www.mamiec.com/

最近問い合わせが多いので、こちらに多い質問とその解答について紹介させていただきますね。

Q:今年はもう募集しませんか。
A:今年度(来年3月まで)については、募集の予定はありません。

Q:来年4月は低学年クラスのみなのでしょうか。
A:今のところ新規生徒向けの枠はひと枠のみの予定で、低学年クラスのみ募集する予定です。
当教室ではJolly Phonics, Jolly Grammarを教材として使用していますが、小学校のうちに、できればJolly Grammar2の半ばまで教えることができたらという野望を持っています。
そのためには、3~4年は必要ですので、来年度は低学年のみ募集する予定です。

Q:高学年から習わせたいと思っていましたが、来年度のように高学年の募集が無い場合もあるのでしょうか。
A:ありえます。新規枠が確保できない場合は、低学年クラスのみの募集になることもあります。

Q:今ほかの英語教室で習っているのですが、現在開講中のクラスに途中入会できないでしょうか。
A:MamiECではJolly Phonics、特に42のレターサウンズは、基礎の基礎として、いちばん最初に丁寧に教えて行っています。この段階をスキップしての受講は難しいと考えています。次期開講まで待っていただけますでしょうか。

フォニックスやジョリーフォニックスについて、関心が高まっているのでしょうか。今年度は、新規入会についての問い合わせも多く、MamiEC英語教室をどうしていくか・・・、拡大していくのか、今のままこじんまりした英語教室でいくのか、色々考えさせられました。
わたしは、いろんな意味で「小さいこと」にこだわっていきたいと思っています。
ただ、やはり年に一回は新規募集もしていきたいので、現在通ってくれている生徒さんの都合をききつつ、カリキュラムやクラス編成を工夫し、新規募集枠を確保していけたらと思っています。

秋。Jolly Phonics / Jolly Grammar Intensive Trainingやります。

リクエストを頂いていたものの、なかなか決心がつかなかったのですが、日曜日のJG2トレーニングの反応も良かったし、がんばってやってみることにしました。
ジョリーフォニックス、ジョリーグラマー1、ジョリーグラマー2、この三つのプログラムを二日間でみっちり学べる集中コースを行います。

Jolly Phonics & Jolly Grammar 1,2 Intensive Training in Osaka
Date: 9月20日、21日
Location: クレオ大阪西
http://www.creo-osaka.or.jp/west/access.html
(1)20th AM10:00 – PM4:00 Jolly Phonics Training
(2)21st AM10:00 – PM2:00 Jolly Grammar 1 Training
(3)21st PM2:30 – PM 6:30 Jolly Grammar 2 Training

二日目のスケジュールがタイトなのですが、お急ぎバージョンでお送りします。

昨日の授業で生徒が素朴に、
「センセー、なんでここの授業と学校の英語の授業って全然違うのー?」
と聞いてきました。
いや、不意打ちで根本的なところを突かれてしまいました・・・(笑)。
今の日本の英語の教え方とは全然違うけれど、イギリスなど海外の幼稚園/小学校でのスタンダードな読み書きのためのプログラムです。そして日本でももっと普及してほしいと切に願っています!

英語を教えている方向けのトレーニングですが、アクティビティいっぱいでお送りしておりますので、英語の勉強を少し根本から見直したいな、と考えている方にもおすすめです。
ぜひ多数ご参加ください。

http://www.mamiec.com/contactus/


6/26 追加
さっそく問い合わせいただきありがとうございます。
ジョリーフォニックスのみ、ジョリーグラマーのみの個別受講も可能です。
チラシも作成しましたので、次のページをご覧ください。
http://www.mamiec.com/jolly-phonics/#teach