Jolly Phonicsの42レターサウンズを教え終わった後、ジョリーフォニックスのテキスト通り進めていくべきかどうか(ご質問はpupil bookどおりに進めていくべきかとのことでした)、質問をいただきましたので、このブログでも、私の意見を紹介しておきます。
私の教室では、Jolly Phonicsの42レターサウンズを終えた後は、
-大文字を教える
-アルファベット名を教えるとともに、アルファベット順を教える
-マジックeを教える
のみっつの習得を目的としたアクティビティをしたあと、
-デコーダブルブックスを読む
-単語を分野別に覚える(My Dictionary)
というアクティビティを1年目を終えるまで、つづけています。
いわゆる
-オルタナティブスペリング(同音異綴り)
-トリッキーワーズ (フォニックスの知識では読みにくい重要単語)
の学習は、1年目では行っていません。
これらの学習は、2年目にJolly Grammar1を学習する中で行っています。
いちばんの理由は、「学んでいる子どもが日本人だから」です。
そもそもJolly Phonicsはネイティブ向けに読む書きを学ぶためのプログラムとして開発されたものです。
日本人が使う上でいちばん工夫が必要な点が、
-語彙が少ないこと
-文になれていないこと
だと思っています。
このため、私は、Jolly Grammar1に進む前に、デコーダブルブックス読みや、分野別に単語を覚えるアクティビティを導入して、語彙を増やし、文に慣れてほしいと思っているのです。
ですので、Pupil Book/Student Bookでいうと1を教えた後は、2の内容に進んでおらず、本読みと語彙強化に力を入れている、ということになります。
すでにある程度語彙もあり、簡単な英文を作ることのできるお子さんに対してなら、このプログラムどおり進めて行けると思います。
私の教室の場合は、英語を初めて学ぶお子さんも多いため、先に述べたとおりの配慮をしています。
MamiEC英語教室のカリキュラムは次のページに記載の通りです。
使用している本とその目的など、参考にしていただければと思います。