Jolly Phonics」カテゴリーアーカイブ

Jolly Phonics関連の記事です。

語彙強化 First Thousand Words

最近の投稿はアマゾンの回し者になっていますナ。
今日も引き続き行きます(笑)。

来年度からは、語彙強化のアクティビティとして、First Thousand Wordsを使う予定。
語彙については、まとまった時間が取れないので、授業の最初に少し時間を取り、テーマごとに学習するようにしています。
現在は、My Dictionaryというオリジナルアクティビティをしていて、絵のワークシートと単語のワークシートを渡し、ファイルにつづる形にしています。

来年度からはこちらのFirst Thousand Wordsを使います。

授業時間は、単語学習と関連するアクティビティをし、
宿題には、こちらを使います。

ステッカーブック!
実は、これがFirst Tousand Wordsを採用することにしたいちばんの理由です。
さすがUsborne社ですよね。
MamiECでは配布するプリントの数が膨大になるので、整理や復習のしやすさも考え、語彙強化については、こちらのステッカーブックと、宿題ノートを活用していく形とします。
今年度入学の生徒については、42音終了後、語彙強化に入りますが、早速この本を使っていく予定です。

【保護者の方へ・・・】
語彙強化の段階に入りましたら、新たに、教材費のご負担をお願いすることになります。また手紙にて連絡をさせていただきます。

文法の絵本 Jolly Readers

MamiEC英語教室でメインに使っているデコーダブルブックスは、Oxford Reading TreeのSongbirdsシリーズ。
けれども、Jolly Grammarを教える際、Jolly Readersも、活用しています。

Jolly Readers 1のNon Fictionシリーズの中から少し紹介します。

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Star and Fish
こちらは、Compound Wordsの学習になります。
Compound Wordsは、語彙学習としてもおもしろいですし、後々音節理解の説明にもつながっていきます。

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A Pig Has Piglets
Jolly Grammarのスペルリストには、foalやlambなど子どもの動物の名前が出てきます。
日本語では、羊・子羊、馬・子馬で済むのですが、子どもと名前が違うっていうのは、知識として知っておいたほうがいいですよね。
動物の名前を覚えるのにぴったりの本です。

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A Shoal of Fish
集合名詞-collective nouns-を学習する本です。
集合名詞は、私も難しい・・・。
けれども、少年サッカーの本を読んでいた時に、団子サッカーのことをa swarm of beesのswarm soccerと表現していて、なるほど、そんな風に使うと活き活き表現できるんだなぁと、集合名詞の力を感じました(笑)。
a swarm of beesは出てきませんが、グループを数えるときに使う名詞(集合名詞)が学習できます。

この三つの本は、Jolly Readers red(いちばんやさしい本)のNon Fictionシリーズに入っています。
Jolly Phonics Extraを購入された方は、一緒に入っていると思います。
興味のある方は、セットになった廉価版の本が出ていますので、そちらをどうぞ。

音節の不思議

音節=ひと動き
なんとなく、そんな風に捉えていたのですが、実際に音節に分けてみるとなかなか厄介。

例えば、summer
mmのようにダブルになっているときは、間で分ければいいという大まかなルールがあります。
ですので、スペルを音節ごとに分けるとsum-merとなります。
スペルがsum+merだからといって、発音が、sumとmerなのかというと、もちろんそういうことはなく、sumerだけです。
では、音節を区切って発音するときには、sum-erなのか、それともsu-merと分けたほうがいいのか。

発音記号を音節に区切って記載してくれているところは少ないのですが、Marrieam Websterのサイト
http://www.merriam-webster.com/
によると、
su-merになるそうです。

実際に身近な単語を音節に区切ってみると、おもしろい。
moth-er
fath-er
だけれど、
daugh-ter
です。
cupboardなんて、cup-boardだけれど、発音はcu-buhd
不思議・・・。

42音に無い音の表記

Jolly Phonicsの42のレターサウンズ、イコールではないのですが、音素(Phoneme)をあらわしています。
ですので、42音学習後は、英語の音をレターサウンズであらわすことができます。
発音記号のように使うことができるのです。
これは、とても便利。
MamiECのオリジナルアクティビティ、My Dictionaryでは、単語の発音記号としてレターサウンズを用いています。

が、42音に無いけれども、よく使う音っていうのがあるんです。
一番多いのが、シュワ音(弱母音)。
次に多いのが、allのalの音です(アメリカ発音の場合)。
この二つについては、今までは発音記号を当てていたのですが、来年度の新アクティビティからは、シュワ音については、uh、allのalの音については、awを充てることにしました。
シュワ音については、プログラムによっては、erをあて、Jolly Phonicsのerにあたる音をurであらわしているプログラムもあります。
Jolly Phonicsは最初のうちは、アクセントのあるerの音とシュワ音のerの音を区別していません。
シュワ音が苦手な日本人には、ありがたい構成になっています。
が、「発音」という観点からは、二音節の単語が出てくれば、早めにアクセントとシュワ音の関係を説明したほうがいいのかなと思っています。
al音については、alでもいいかな、と思っていたのですが、alreadyやalwaysなど、alのつづりでaw-lと読む単語(しかもよく使う単語)があるため、awに変更することにしました。

もう一つ悩みどころは、ジョリーグラマー2で出てくるairやearの二重母音(または三重母音)。
airを充てたり、eerと書いたり、していたのですが、airやearってカタカナ英語にもなっている単語なので、そのまま使ってもいいかなと思っています。

最近(前から?)ブログ内容がマニアックになり過ぎていますが、たぶんJolly Phonicsを教えている人は、だれでも通ることになる道だと思います。
悩みながらも教材準備をしていると・・・、私自身の英語の勉強になっています(笑)。

MamiEC英語教室 — 2017年度からカリキュラムを少し変更します。

Jolly Grammar 6まで発売されたことにより、MamiEC英語教室のカリキュラムを少し変更します。
基本方針は次の通りです。

-Jolly Phonics、特に42音は英語学習の基礎ととらえ、丁寧に教えていく。
-42音後は、「英語の文になれる」ことを目標にデコーダブルブックスを活用し、語彙を増やす。
-語彙については、Usborne社のFirst Thousand Wordsを主に用いる。
-シチュエーションに応じた英会話学習(Functional English)を行う。
-文法事項を文脈から学習できるGrammar Storiesを利用し、文法を文脈からも学習できるようにする。
-文法の教え方はJolly Grammar方式で統一する。特に、Sentence Wallについては、早い段階で紹介し、作文指導の根幹とする。

次のとおりのイメージ図となります。
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詳しくは、こちら。
http://www.mamiec.com/courses/

Jolly PhonicsとJolly Grammarを基本にしつつも、英語の総合力を高めてもらうため、Jolly Phonics,Jolly Grammar以外の部分をより充実させました。
CLILを入れたいと思ったり、グレイデッドリーダーズを入れたいと思ったり、色々心は揺れましたが、授業中に使い倒す本はデコーダブルブックスのみとし、ほかのグレイデッドリーダーズやCLIL本は、アクセント的に入れることにしました。
あと、せっかく少人数で行っているので、簡単な会話のやりとり練習、そして、文法事項を制限した記事を使っての文法学習も体系的に行っていきたいと思います。

語彙については、現在行っているMy Dictionaryというアクティビティについて、Usborne社のFirst Thousand Wordsと統合することにしました。
今まで絵のプリントを配り、生徒に書き込んでもらってPicture Dictionaryを自作する形としていたのですが、配るプリント数が膨大になるのと絵の統一感が無いので、Picture Dictionaryを使おうと思い、色々な辞書を比べていました。
結局、日本人好みのやさしい絵で描かれていて、しかも、絵の情報量が多いUsborne社のものを使うことにしました。

2017年度に向けて、補助教材等は、一から作り直していきます。

来年度、4月か6月に新規開講予定です。すでにお申し込みもいただいています。
受講希望の方は、まずは体験授業を受けていただきますよう、お願いします。

文法書の古典 Higher Lessons in English

Jolly Grammarのオンライントレーニングを受講して思ったのが、サラさん(作者の方)が、かなり深く文法を学習されたうえで、子どもたちにわかりやすいように工夫して教材を作られている、ということです。
レターサウンズから始まって、品詞を学び、そして単語と単語の関係を学んでいく。この単語と単語の関係を学ぶツールとしてSentence Diagram、という方法を採用されています。

このセンテンスダイアグラム、最初に提唱された本がこちらのHigher Lessons in Englishだそうです。

なんと初版は1877年!
文法書の古典のようですが、著作権が切れているので、Google Booksで無料で読むことができます。(↓こちらのとおり。埋め込みなのでロードに少し時間がかかると思います)

Jolly Grammarではシンプル化したSentence Diagramを使ってくれているので、わかりやすいのですが、本格的なSentence Diagramについては、私もまだまだ学習中。
とにかく骨格のところがシンプルで、子どもの英作文と似ていて、気に入っています。
きちんと学習して、このブログにも報告できればいいな、と思っています。

Jolly Phonics Jolly Grammar 表紙の紹介

これであなたもJollyマニアになれる!?
Handbookの表紙を紹介します。

The Phonics Handbookの表紙は、Letter Sounds “ee-or”のアクションです。
ee-orは私も思い入れがありまして、MamiECのキャラクターにしています。


つづきまして、Jolly Grammar 1の表紙。
これは、過去形のアクション。


Jolly Grammar 2。Conjunctions-接続詞のアクションです。


Jolly Grammar 3。Chin Bumpsと拍手 音節の学習です。


Jolly Grammar 4。Abstract Nouns-抽象名詞-とConcrete Nouns-具象名詞-です。


Jolly Grammar 5。Adverbs-副詞について種類に分けて詳しく学びます。

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Jolly Grammar 6。Articles-冠詞ですね!

こうやって並べると壮観ですね。
さすがSystematicなプログラム!

トレーナー間では、Handbookが新しく発売される際に、関心が高いのがこの表紙なんです。
6まで発売されちゃったので、楽しみが減るなぁ・・・。

Jolly Grammar 2のトレーニング、いよいよ来週末になりました。
Jolly Grammar3以降の内容もたっぷり詰め込みますよ!
詳しくはこちら↓
http://www.mamiec.com/jolly-phonics/#teach

こども英語教育研究大会 参加申し込み始まっています。

Jolly Phonicsのトレーニングを受ける方の中には、英語が得意で、子どもも好きで、子どもに英語を教えたいけれど、どのような教材を使っていけばいいのか、迷っている方もたくさん来られます。
そんな方にぴったりの大会「こども英語教育研究大会」が、11月5日と11月6日に新大阪で開催されます。

とてもユニークな構成で、学校の時間割のように、色々なプログラムの体験授業が受けることができるようになっています。
http://kodomoeikyoken.com/3rd-taikai/

Jolly Phonicsは一日目の4,5時間目です!
Jolly Phonicsをたっぷり体験していただけるように、そして日本で教えていくうえで、どのように工夫しているかなども、紹介したいと思っています。

講師特典で、私も一日目のほかのプログラムを体験することができるようです。
トレーニング中によく質問を受けるmpi松香フォニックスの先生も発表されるようですので、ぜひ参加したいと思っています。

お申込みは、こちらから。
http://kodomoeikyoken.com/register/

たくさんの方と会場でお会いできますように、お待ちしています!

みなさん使っているのかな? Microsoft Wordの読み上げ機能

Grammar Trainingを受講し終えて、色々課題がいっぱい。
とりあえず、Jolly Grammar1-6で紹介されている単語は攻略したい。

Jolly Grammar3までは、授業用の音声ファイルをオーダーしたこともあり、すべての単語を確認済みなのですが、Jolly Grammar4以降は、ここまではなかなか行かないだろうと、確認できていませんでした。
Jolly Grammar4では、一レッスンの単語数が18!しかも、音や接頭辞、接尾辞などのテーマ毎単語なので、かなりマニアックな単語も・・・。
でも、やっぱりJolly Grammarを詳しく知りたいので、私自身が勉強しなくては。

ということで、Jolly Grammar4以降に学ぶ単語を全部書き出しております(←マニアック)。
そして、Wordに読ませながら、勉強しています。

この機能、とても便利ですがみなさん使っておられるのかな?
機能追加の方法紹介しておきますね。

Word2016で、Windows 10Proを使っております。
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(クリックすると大きな画面になります)
クイックアクセスツールバー(Wordの一番上の左端です。上書き保存等のアイコンがあるところです。)の設定になります。
ポイントは、「すべてのコマンド」に選びなおすこと。
すると、とてつもない量のコマンドが出てくるので、「読み上げ」を探して、機能に追加してください。

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読み上げさせる場合は、読んでほしい部分を選択してから読み上げ機能のボタンを押すだけです。
単語一語だけ選択すると、ゆっくり読んでくれます。
単語リストのような場合、カンマで区切ったりピリオドを打っても、ゆっくり読んでくれます(打ってないとすごい速さで読んでいってしまいます)。
文も割とナチュラルに読んでくれますよ。

Jolly Grammar 6 最終駅。

やっと来たー。
Jolly Grammar 6 Handbook届きました。
Jolly Grammar 6発売を知ったのと同時に、Jolly Learning社にコピーを送ってほしいとお願いしていたのですが、忙しいのかなかなか送ってもらえず・・・、自力で買いました。

待ちに待っていたファイナルバージョン、Jolly Phonicsで’s’から始まった長い旅の最終駅に到着したような気分です。
今回の内容は、日本人にはうれしい内容がてんこ盛り!

1. 冠詞が詳しく登場
品詞のアクションが追加されています。追加されたアクションは、私たちが苦手なあいつたち・・・冠詞!
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冠詞については、実はJolly Grammar1から出てきます。
けれども6,7歳の子どもに詳しくいっても?になるだけなので、aとanの区別、theは単数形でも複数形でも使える・・・くらいの説明になります。
Jolly Grammar 6では、Definite and Indefinite Articleとして、詳しく説明されています。

2.Linking Verbs
Be動詞や、sound lookなどの動詞 – Linking Verbs -が詳しく紹介されるとともに、SVCの文型も導入されます。
SVやSVOの文型が先。SVCは後です。
この順番も参考になりますね。

3.関係代名詞
関係代名詞は、Relative Clauseということで、節との関係で紹介されています。
節- clause – について学んでからの紹介ですね。

Grammar Trainingを受けてカバーする内容は知っていたものの、現物を早く見たいと思っていたので、手に取ることができて本当にうれしいです。
10/16のJolly Grammar2 Trainingでは、負担にならない程度に、Jolly Grammar6までの内容をできるだけ盛り込みますね。

日本のアマゾンでは在庫切れのようです。
発売されたところだからか、まだ表紙の絵がありませんね。